市立四日市病院

市立四日市病院

糖尿病・内分泌内科

スタッフ

中嶋 祥子(なかじま しょうこ)部長
卒業年次 平成15年卒
専  門 糖尿病・内分泌疾患
資  格 日本糖尿病学会専門医・指導医
日本内分泌学会専門医・指導医
日本内科学会認定医・指導医・総合内科専門医
奥村 喬一(おくむら きょういち)副医長
卒業年次 平成27年卒
専  門 糖尿病・内分泌疾患
資  格 内科学会認定医・日本糖尿病学会専門医
湯浅 淳(ゆあさ じゅん)医員
卒業年次 令和元年卒
専  門 糖尿病・内分泌疾患

特色

《糖尿病》

一口に糖尿病と言ってもその疾患のタイプ、重症度によって治療法は違います。治療は食事、運動、薬物の三つが上手に機能すると成功しますが、そのためには患者さん本人の「治療への参加」が必須となり、医者が出した薬を漫然と飲み続ける「おまかせ医療」ではうまくいきません。

我々は医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、臨床心理士とチームを組み、糖尿病教室や栄養指導、教育入院を通して「いかにして糖尿病に立ち向かっていくか」という情報を提供しています。

一週間の糖尿病教育入院では年間50人ほどの方が入院されます。他科へ入院中の方やかかりつけ医の先生からの依頼で栄養指導や糖尿病教室のみ参加される方もいます。

また、外来でのインスリン自己注射の導入、インスリンポンプ(CSII/SAP)の導入なども行っています。開業医さんからのインスリン自己注射導入のみの依頼も承ります。

《内分泌》

内分泌疾患は下垂体・甲状腺・副腎・性腺など多岐にわたりますが、当科の日常診療で最も多くみられる疾患が甲状腺関連疾患です。病気としては甲状腺のホルモン異常が多く、バセドウ病に対しては内服治療の他、必要に応じて外来放射線治療(アイソトープ治療)の実施、もしくは当院内分泌外科(毎週月曜日)へ手術の依頼を行います。

また、下垂体や副腎に関しての各種ホルモン検査/負荷試験は基本的に外来にて随時施行しています。下垂体・副甲状腺・副腎など専門的知識が必要な検査もすべて当院で施行できます。放射線科との協力により副腎静脈サンプリング、膵SASI等による各種ホルモン産生腫瘍の部位診断、また外来での131Iを用いたバセドウ病に対する内照射療法も可能です。

診療実績

◆2022年度診療実績
<入院>
疾患名
入院患者数

※下記は入院を要した症例のみであり、基本的には外来検査で精査・診断を行っておりますので症例数自体は下記に限りません。

例:副腎腫瘍・腺腫・過形成 病名登録90例/年

1型糖尿病(ケトアシドーシス含む) 11例
2型糖尿病(ケトーシス/ケトアシドーシス含む) 31例
高浸透圧性非ケトン性昏睡 7例
低血糖発作 19例
先端巨大症 2例
インスリノーマ 1例
下垂体機能低下症 1例
尿崩症 1例
バセドウ病(クリーゼ含む) 1例
副腎腫瘍 0例
原発性アルドステロン症(疑い含む サンプリング症例) 4例
電解質異常(SIADH・周期性四肢麻痺含む) 10例

施設認定

日本糖尿病学会認定教育施設
日本内分泌学会認定教育施設

外来診療 外来診察予定表はこちらから

診察日 月~金 8:45~16:00
午後は予約再診のみ
受付時間 月~金 8:45~11:30
予約のない場合

※糖尿病・内分泌内科の初診は、紹介状をお持ちの方のみとなります。

医療設備

実施検査
各種画像診断(シンチグラム、MRI、CT、エコー検査)
脈波、24時間血圧測定など
各種ホルモン負荷試験(外来での検査が主。状況に応じて入院対応も可)
24時間血糖測定検査(リブレPro/リブレ)
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