「緩和ケア」について
がん診療の充実が社会的な課題となる中,市立四日市病院では,「がん診療連携推進病院」として,外科的手術や放射線治療,化学療法など,高度かつ幅広いがんの治療に積極的に取り組んでいます。
それだけでなく,がん診療にあたっては,患者自身がその人らしい日常生活を有意義に過ごせるよう,痛みのコントロールをはじめ,身体やこころの苦痛を和らげることや,家族への精神的支援を行う「緩和ケア」が重要です。
市立四日市病院では,平成22年12月から院内・外の患者を対象とした「緩和ケア外来」も開設しております。また、入院されている患者および家族の希望に応じて、緩和ケアチームによる病棟ラウンドを行っております。
緩和ケア外来
1 対象者等
外来の患者およびその家族を対象とします
・病気を告知されたが受け止めることができない
・からだの痛み、治療に伴う影響や薬の副作用がつらい
・気持ちが落ち込んだり、不安になったり、眠れないなど気持ちがすぐれない
・今後の治療や療養場所などをどのように選択したらいいかわからない
・家族としてどのように患者と接したらいいのかわからない
など
2 診察日
毎週火曜日午前(完全予約制)
3 診察場所
緩和ケア外来 診察室 1階 診察室100
4 診療費用
保険診療による
5 受診申込
1)当院に受診されている方:各診療科の主治医に相談ください
2)当院に受診されていない方:地域連携・医療相談センター サルビアに連絡ください
電話(代)059-354-1111
緩和ケアチームラウンド
緩和ケアチームとは、緩和ケアに関する専門的な知識や技術を持っている医師や看護師、薬剤師、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーなどの多職種で構成されたチームのことを言います。
緩和ケアチームは、痛みなどの身体的な苦痛の緩和、精神的なサポート、家族のケアなどを行っていきます。また、主治医や病棟看護師と一緒に治療やケアに関わらせていただきます。緩和ケアチームは、患者や家族の悩みや不安について一緒に考え、納得できる選択ができるように支援していきます。
1 対象者
当院に入院中の患者およびその家族を対象とします
・病気を告知されたが受け止めることができない
・からだの痛み、治療に伴う影響や薬の副作用がつらい
・気持ちが落ち込んだり、不安になったり、眠れないなど気持ちがすぐれない
・今後の治療や療養場所などをどのように選択したらいいかわからない
・家族としてどのように患者と接したらいいのかわからない
など
2 診察日
毎週火・木曜日 午後
3 受診申込
苦痛や気持ちのつらさがありましたら、一人で抱え込まずに主治医や入院されている病棟スタッフにお声をかけてください。
緩和ケアに関するお問い合わせ
地域連携・医療相談センターサルビア
電話(代)059-354-1111
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