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茶業振興センター

茶業振興センターは、茶業技術の発展、茶業従事者の技術向上並びに茶の消費拡大により茶業の発展を図る目的のもと、平成4年に設置されました。

平成30年、新名神高速道路の建設に伴い移転新築となりました。

 


研修棟外観

茶工場外観

 

新施設では、これまでの機能に加え、新たに調理体験室・イベントスペース・茶畑などを整備し、より一層の茶業の振興を期待すると共に、より多くの方に、お茶の魅力を知っていただける施設としてさらなる向上を目指しております。

 

施設案内

<研修棟>

 


研修室
会議や研修等にご利用いただけます
(収容人数90名)

調理体験室
体験教室や茶葉を使った商品の試作などにご利用ください

分析室
茶葉の成分分析等を行っています

展示・試飲コーナー
茶道具等の展示物を眺めながら、
淹れたてのお茶をお楽しみいただけます

 

※研修棟内の展示・試飲コーナーの「机、椅子」「玄関ポーチ柱」「ホール腰壁」「研修室腰壁」については「みえ森と緑の県民税」を活用した県産材を使用しております

 

 

<茶工場>

 


製茶機械(35K/1ライン)
製茶技術向上の研修や品評会出品茶の
製茶にご利用いただけます。

工場が ガラス張りであるため、
外からも製茶機械を見学することができます

貸館業務

当施設では研修室、調理体験室、ホール、イベントスペース等の貸館業務をおこなっております。

詳しくは、四日市市茶業振興センター(電話 059-329-3367)または四日市市農業センター(電話 059-326-0132)までお問い合わせください。

 

伊勢茶のふるさと四日市



三重県は全国第3位のお茶の産地です。その中心的な産地は北勢地域の鈴鹿山麓に広がる丘陵地帯で、四日市市と鈴鹿市、亀山市を中心に経営規模の拡大が進んでいます。三重県で生産されるお茶は主に「伊勢茶」のブランドで出荷されます。

 

お茶の種類

お茶は、茶の新芽、葉や茎を原料にした飲み物ですが、その種類は製造方法によって発酵茶、半発酵茶、不発酵茶の三つに大別されます。 簡単にいえば、お茶に含まれる発酵酵素の働きを利用して発酵させたものが紅茶、ウーロン茶で、蒸したり炒ったりして発酵を止めたものが緑茶になるのです。 つまり同じお茶の葉から緑茶、紅茶、ウーロン茶ができることになります。そして、わが国では一般的にお茶といえば緑茶をさしています。

 

お茶

不発酵茶

  半発酵茶 発酵茶
蒸し製(日本式) 釜炒り製
(中国製)
ウーロン茶 包種茶 紅茶
玉露 かぶせ茶 てん茶(抹茶) 煎茶 番茶 玉緑茶

 

お茶の生育に適した気候条件とは、気候がやや冷涼で、昼夜の気温差が大きく、かつ河川に沿った湿度の高いところであり、また朝夕霧のかかるところとされてきました。市内では南西部地域の丘陵部地帯がこの気象条件に当てはまり、水沢、小山田、川島の3地区で市全体の栽培面積の約97%を占めています。

伊勢茶の歴史

伊勢茶の歴史は古く、今から千年以上も前の延喜年間(901〜922)に空海から栽培の教えを受けた飯盛山浄林寺(現在の水沢町一乗寺)の住職が、水沢の山の坊冠山茶の木原に茶の木を植えたのが始まりと伝えられています。この「冠山茶の木原」は、昭和56年に市指定記念物(史跡)に指定され、市と地元の保存会で保護・管理されています。
その後、お茶に対して重税が課されたために、お茶の栽培は衰退し、茶園は荒れ果て、ほとんど衰亡の状態になりました。しかし、嘉永2年(1849)、常願寺(水沢町)の住職中川教宏が、京都の宇治から良質のお茶の種を取り寄せて植栽、茶師を招いて技術を開発し、お茶の生産普及に努めました。これが伊勢茶発展の基礎となったといわれています。

幕末から明治時代にかけてお茶は輸出産品として脚光を浴びるようになりました。農業国であった日本は、お茶を重要な輸出産品として位置づけたのです。これを契機に茶園は急速に増加していきました。多くの伊勢茶が輸出され、生糸とともに外貨獲得に大きく貢献していたのです。

現在、伊勢茶の生産は本市の農業のなかでも重要な位置を占めるに至っています。平成29年度の本市の農業産出額(推計)は86.9億円となっています。そのうちお茶を含む工芸農作物は17.2億円となっています。

 

かぶせ茶とは・・・

お茶の時期に水沢地区など茶畑地帯を通ると、茶園一面に黒い覆いが被っている風景が見られます。これが「かぶせ茶」です。
お茶の新芽は、成育中に直射日光を遮ることによって葉緑素が増え、葉が鮮やかな緑色になります。同時に苦みや渋みを抑えたうま味のあるお茶となります。

 

玉露やてん茶(抹茶)も同じ仲間です

この性質を最大限に利用し、茶の木に覆いをして作られるのが玉露やてん茶です。しかし本格的な玉露をつくるためには多大な設備投資が必要となります。またこの方法はお茶の木にとっては、光を遮られるのですからあまり良くありません。あまり長く覆いをすると茶の木が弱ってしまうからです。本格的な玉露やてん茶は1ヶ月以上も覆いをしますから、年に1回の収穫しかできません。そのため値段も高くなります。

そこで何とか簡易にしかも一般的な仕立ての茶園で玉露に近い品質の茶をつくろうということで考えられたのが、いわゆる「かぶせ茶」で、玉露の原料や上級の煎茶になります。

 

水沢地区は日本有数の産地です

特に水沢地区は、日本有数のかぶせ茶の産地です。水沢の場合は、覆いをする期間を2週間と短

くして、年2回収穫します。そのため、高品質なものを安価に作ることができます。

畑の扇風機?

茶園では、一見扇風機のようなものがたくさん立っているのを見かけます。これは防霜ファンというもので、お茶の大敵である霜、特に気温が上昇してくる4〜5月に降りる晩霜に対処するための装置です。

お茶は発芽した頃に霜に遭うと、若芽は黒くなって枯れてしまいます。たった一日だけ霜が降りても、お茶としての商品価値はなくなり、刈り取って捨てるしかありません。

本市で防霜ファンが普及し始めたのは昭和45年頃からですが、平成元年の霜害以来、特に盛んになったそうです。防霜ファンは、気温が下がってくると自動的にスイッチが入り、ファンが回ります。

霜が降りるような夜(晴天で風がない夜)は、地表面が最も冷え込み、地上約6mのところの気温は地表付近の気温より4〜5℃高くなるという気温の逆転現象が生じます。

防霜ファンは、この上層の暖かい空気を、高さ6〜6.5mに設置した送風機で下に吹き下ろすことで、地表の気温の低下を防ぎ、お茶の凍霜害を防ぐのです。

お茶は健康飲料

毎日何気なく飲んでいるお茶には、ビタミンC,A,Eや、フッ素、カフェイン、タンニン等が含まれています。これらの成分は成人病や虫歯の予防、整腸作用などさまざまな効能があり、これらを多く含むお茶は、近年健康飲料として各方面から見直されています。お茶が中国から伝わった当時は、今でいう漢方薬的なイメージで飲まれていたようです。従って、お茶が健康飲料であるのは当然といえば当然かもしれません。

お問い合わせ先

四日市市茶業振興センター

四日市市水沢町字西野252-63 電話 059-329-3367 駐車場:28台(無料)

 

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