花火は、打ち上げられた花火の現象を見て楽しむものですので、なかなかその構造を知ること ができません。また花火は一瞬で咲き、消えてしまい、また現場は立入り禁止の為、一般の人 には構造ばかりでなく、打上げる方法なども馴染みの無い物です。このページでは、花火玉の 構造を単発打上、早打を取り上げて解説します。
花火の構造は、おおよそ右記の様になります。花火玉が筒から発射されると、玉の導火線が燃焼しながら上昇し、上空で割薬に火が入り爆発します。爆発により星が燃えながら四方八方に飛び散る訳です。花火の単体打上げは運動会や信号煙火を打上げる際に多く使われる打上げ方法で、最も基本的なものです。その方法は筒を強固に固定し、発射薬と花火玉を入れます。その後、投込み(シントル・手牡丹などとも呼ばれる)に火をつけて筒の中に投げ入れることになります。

早打の特徴は1本の筒で沢山の花火玉を連続して打上げるこ とができるということでしょう。あらかじめ花火玉に発射薬をつけておき、真っ赤に焼いた焼金の入った筒に投込むのです。投込むとすぐに花火は発射されますので、俊敏な動作で筒口から手を引っ込める必要があります。1発が打ちあがるとすぐに次の玉を投げ入れます。近頃では電気点火で少なくなってきている方法ですが、花火師の腕の見せ所でもあります。