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コンロからの火災にご注意!

コンロからの火災にご注意!
台所での火災原因は、コンロからの発生が最も多く、 四日市市消防本部管内でも毎年コンロに関係する火災が発生しています。
電話や来客、洗濯掃除、テレビや買い物など、
調理中に台所を離れる時には、必ずコンロの火を消してから離れましょう!
 

火災事例その1

火災事例その1
調理中にその場を離れてしまったことにより、てんぷら油が加熱され、鍋から炎が上がった
  
事故防止のポイント

● 調理中は決してその場を離れない

● 離れるときは、火を消す

● 安全装置付きのコンロを使用する

コンロの火をつけたまま、奥のものを取ろうとした際に、コンロの火が着衣に燃え移った
  
事故防止のポイント

● コンロ周辺には物を置かない

● 防炎性能があるエプロン、アームカバーなどを使用する

エプロンの燃焼比較 エプロンの燃焼比較

火災事例その3

火災事例その3
コンロの近くに置いた 食用油や消毒用アルコールなどが輻射熱(高温の物体の熱が空気を介して他の物体へ伝わること)により着火した
  
事故防止のポイント

● コンロのまわりに燃えやすい物を置かない

● コンロの上方にふきんなどを干さない

● コンロの熱等で劣化したガスホースは交換する

火気から離れたところで使用しましょう 火気から離れたところで使用しましょう
コンロの熱で劣化したガスホース コンロの熱で劣化したガスホース

火災事例その4

火災事例その4
てんぷら油から出火したため、水道水で消火しようと水をかけた際に、 爆発的に燃焼し、腕に火傷を負った
  
事故防止のポイント

● 水で消火せずに、消火器等を使用して、安全に消火する。

● 消火器がない場合は、鍋に蓋をしたり、固く絞ったタオル等で鍋を覆い、空気を遮断して消火する(※これは緊急対処方法です)

火が入った鍋に水をかけると、水が一気に蒸発して爆発的に燃焼します 火が入った鍋に水をかけると、水が一気に蒸発して爆発的に燃焼します

※天ぷら油火災の危険性

もし、火災が発生してしまったら!?
発 見

火災をまわりの人
早く知らせる

屋内で

他の部屋の家族に知らせましょう。

屋外で

外に出て隣近所に人達に知らせましょう。

大きな声、大きな音で

声が出なかったら、大きな音で知らせましょう。

初期消火

適切な消火方法
早期に初期消火を行う

消火器がある場合

消火器を使用して消火しましょう。

消火器を使用して消火しましょう。初期消火時には落ち着いて火元を狙って消火しましょう。

※消火器の使用方法はコチラ

消火器がない場合(緊急措置)

『鍋にふたをする』、『固く絞った濡れタオルで鍋を覆う』等で炎を空気から遮断し、消火しましょう。

※空気の遮断が不十分であると、延焼拡大や火傷の可能性があります。

通 報

119番通報は
あわてず、正確に。

家の電話から

119番通報した場合は、GPSで位置確認はできますが、間違いがないように住所、目標となる建物等も伝えましょう。

携帯電話から

氏名、住所、マンション名、部屋番号を伝えましょう。学校、公園等の近くの目印も伝えましょう。

避 難

素早く安全に
避難するために。

逃げる

煙が広がってしまった場合や炎が天井に達したときは、無理に消火せず、すぐに避難しましょう。

落ち着いて

煙が広がってきたら、タオルやハンカチなどを口に当て、姿勢を低くして避難しましょう。

隣に避難

マンションの場合は、ベランダの隔て板(蹴破り戸)を破って隣に避難しましょう。

火事です!場所は…

まずは落ち着いて、
正確に通報しましょう。

救急隊ラブ

※119番通報例はコチラ

隔て板(蹴破り戸)

隔て板(蹴破り戸)

非常時の避難経路ですので、日ごろからの維持管理をよろしくお願いします!

消防隊ラブ
家族を守る「住宅用火災警報器」

住宅用火災警報器「ピピーピピー火事です」 住宅火災では発見の遅れで多くの人が亡くなられています。
 住宅用火災警報器は煙や熱を早期に感知して火災の発生を知らせます。
(住宅用火災警報器は市火災予防条例で設置が義務付けられています。)

  
定期的に点検をしましょう

古くなると部品の劣化や電池切れにより火災を感知しなくなり、いざというときに機能しなくなります。定期的に点検を行い、警報音が鳴らない場合は交換をしましょう!

※本体の交換目安時期はおおよそ10年です。