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緊急消防援助隊とは

【緊急消防援助隊の概要】
 緊急消防援助隊は、平成7年1月に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の教訓を踏まえて、平成7年6月に創設され、平成15年の消防組織法改正により、平成16年4月に法制化されました。

 その内容は・・・

 上図のように大規模災害が発生して、その被災都道府県内の消防力だけでは対応できないときに、緊急消防援助隊に登録している他の都道府県の市町村消防本部から、被災地に応援出動するというものです。

緊急消防援助隊として、次のような災害に出動しました。

・新潟・福島豪雨(平成16年7月13日)
・福井豪雨(平成16年7月18日)
・台風第23号兵庫県豊岡市水害(平成16年10月21日)
・新潟県中越地震(平成16年10月23日)震度7
・福岡県西方沖を震源とする地震(平成17年3月20日)震度6弱
・JR西日本福知山線列車事故(平成17年4月25日)
・奈良県吉野郡上北山村土砂崩れ車両埋没事故(平成19年1月30日)
・能登半島地震(平成19年3月25日)震度6強
・三重県中部を震源とする地震(平成19年4月15日)震度5強
・新潟県中越沖地震(平成19年7月16日)震度6強
・岩手・宮城内陸地震(平成20年6月14日)震度6強
・岩手県沿岸北部を震源とする地震(平成20年7月24日)震度6弱
・駿河湾を震源とする地震(平成21年8月11日)震度6弱
・東日本大震災 (平成23年3月11日)震度7

【東日本大震災での活動】
 平成23年3月11日に発災した東日本大震災では、三重県から100隊344名(本市からは22隊74名)の緊急消防援助隊が出動し、3月11日〜3月21日の間、千葉県市原市、宮城県仙台市にて懸命な活動を行いました。活動概要は次のとおりです。

  1. 第1次派遣隊(3月11日〜3月15日)6隊21名
  2. 活動場所:千葉県市原市、宮城県仙台市
  3. 活動概要:コンビナート災害対応、人命検索活動
  1. 第2次派遣隊(3月13日〜3月18日)6隊23名
  2. 活動場所:宮城県仙台市
  3. 活動概要:コンビナート災害対応、人命検索活動
  1. 第3次派遣隊(3月16日〜3月20日)6隊19名
  2. 活動場所:宮城県仙台市
  3. 活動概要:コンビナート災害対応、人命検索活動
  1. 第4次派遣隊(3月19日〜3月21日)4隊11名
  2. 活動場所:宮城県仙台市
  3. 活動概要:第3次派遣隊の活動補助
平成23年3月 千葉県市原市

平成23年3月 千葉県市原市
到着報告を行う三重県隊

平成23年3月 宮城県仙台市

平成23年3月 宮城県仙台市
視界を遮られるほどの吹雪の中での人命検索活動

【緊急消防援助隊の登録状況】
 全国で緊急消防援助隊登録部隊数(平成23年4月1日現在)は、4,469隊となっています。三重県隊の登録状況は、次のとおりです。

【三重県隊の登録】
指揮隊
消火部隊
救助部隊
救急部隊
後方支援部隊
特殊災害部隊
特殊装備部隊
航空部隊
2隊
25隊
5隊
20隊
8隊
4隊
7隊
1隊

  合計72隊

 三重県隊のうち本市の登録は次のとおりで、本市は三重県の代表消防機関で、三重県隊の指揮を執ることになっています。本市が出動しない場合は、代表消防機関代行の津市消防本部が指揮を執ります。

【本市の登録】
指揮隊
消火部隊
救助部隊
救急部隊
後方支援部隊
特殊災害部隊(大規模危険物火災等対応隊、毒劇物等対応隊)
1隊
3隊
1隊
2隊
1隊
4隊

  合計12隊

【緊急消防援助隊合同訓練】
緊急消防援助隊活動時の技術の向上や各機関と連携の取れた活動を行うため、全国各ブロックで年1回合同訓練が行われていて、三重県は中部ブロックと近畿ブロックに属していることから、年2回合同訓練に参加しています。また、全国合同訓練が5年に1回行われています。


平成22年6月 愛知県知多市

平成22年6月 愛知県知多市
第4回緊急消防援助隊全国合同訓練