○四日市市楠福祉会館条例
平成16年12月28日
条例第36号
(趣旨)
第1条 この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」という。)第244条の2の規定に基づき、四日市市楠福祉会館の設置及び管理について必要な事項を定めるものとする。
(一部改正〔平成17年条例35号〕)
(設置)
第2条 本市は、市民の福祉、健康の増進及び生活文化の向上に資するため、四日市市楠町南五味塚60番地に四日市市楠福祉会館(以下「会館」という。)を設置する。
(会館の管理)
第3条 会館の管理は、法第244条の2第3項の規定により、法人その他の団体であって市が指定するもの(以下「指定管理者」という。)に行わせることができる。
(追加〔平成17年条例35号〕)
(指定管理者の業務の範囲)
第4条 指定管理者が行う業務の範囲は、次のとおりとする。
(3) 会館の施設、附属設備等(以下「施設等」という。)の維持管理に関する業務
(4) 前3号に掲げるもののほか、会館の運営に関して市長が必要と認めた業務
(追加〔平成17年条例35号〕)
(使用の許可)
第5条 会館を使用しようとする者は、あらかじめ指定管理者に申請し、その許可を受けなければならない。
2 指定管理者は、次の各号のいずれかに該当すると認めたときは、会館の使用を許可しないものとする。
(1) 公の秩序又は善良な風俗を乱すおそれがあるとき。
(2) 施設等を損傷するおそれがあると認めるとき。
(3) その他施設等の管理上支障があるとき。
3 指定管理者は、第1項の許可に際して、会館の管理上必要な条件を付けることができる。
(一部改正〔平成17年条例35号〕)
(利用料金)
第6条 会館の使用について許可を受けた者(以下「使用者」という。)は、利用料金を規則で定める期限までに納付しなければならない。
3 利用料金は、法第244条の2第8項の規定に基づき、指定管理者の収入として収受させるものとする。
(一部改正〔平成17年条例35号〕)
(利用料金の減免)
第7条 指定管理者は、別に規則で定める基準に従い、利用料金を減額又は免除することができる。
(一部改正〔平成17年条例35号〕)
(利用料金の還付)
第8条 既納の利用料金は、還付しない。ただし、指定管理者は別に規則で定める基準に従い、その全部又は一部を還付することができる。
(一部改正〔平成17年条例35号〕)
(権利の譲渡等の禁止)
第9条 使用者は、許可を受けた目的以外に施設を使用し、又はその権利を譲渡し、若しくは転貸してはならない。
(一部改正〔平成17年条例35号〕)
(使用許可の取消し等)
第10条 指定管理者は、次の各号のいずれかに該当すると認めたときは、使用許可の条件を変更し、使用を停止し、又は使用許可を取り消すことができる。
(1) 使用者が、この条例又はこの条例に基づく規則に違反したとき。
(2) 使用者が、使用許可の条件に違反したとき。
(3) 第5条第2項各号のいずれかに該当するに至ったとき。
(4) 使用者が、偽りその他不正な手段により使用許可を受けたとき。
(5) その他施設等の管理上特に必要があるとき。
2 前項に規定する場合において、使用者が損害を受けても、市及び指定管理者はその賠償の責めを負わない。
(一部改正〔平成17年条例35号〕)
(特別の設備)
第11条 使用者は、既存の設備を変更し、又は特別の設備を設置しようとするときは、あらかじめ指定管理者に申請し、その許可を受けなければならない。
(一部改正〔平成17年条例35号〕)
(入場の制限)
第12条 指定管理者は、次の各号のいずれかに該当する者に対し、会館への入場を拒み、又は退場を命ずることができる。
(1) 公の秩序又は善良な風俗を乱すおそれがあると認めた者
(2) 施設等を損傷するおそれがあると認めた者
(3) 他人に危害を及ぼし、又は迷惑をかけるおそれがあると認めた者
(4) その他施設等の管理上支障があると認めた者
(一部改正〔平成17年条例35号〕)
(原状回復の義務)
第13条 使用者は、施設等の使用を終了したとき又は第10条第1項の規定により使用を停止され、若しくは使用許可を取り消されたときは、直ちに自己の負担で施設等を原状に回復しなければならない。
(一部改正〔平成17年条例35号〕)
(損害賠償)
第14条 使用者は、施設等を損傷し、又は滅失したときは、市長の定めるところに従い、これを原状に回復し、又はその損害を賠償しなければならない。ただし、市長が特別の理由があると認めたときは、その全部又は一部を免除することができる。
(一部改正〔平成17年条例35号〕)
(委任)
第15条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。
(一部改正〔平成17年条例35号〕)
附則
(施行期日)
1 この条例は、平成17年2月7日から施行する。
(楠町との合併に伴う経過措置)
2 平成17年2月7日前に、楠町民福祉会館条例(平成5年楠町条例第6号。以下「楠町の条例」という。)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。
3 楠町の条例の規定により課した、又は課すべきであった使用料の取扱いについては、なお楠町の条例の例による。
附則(平成17年6月28日条例第35号)
(施行期日)
1 この条例は、平成18年4月1日(以下「施行日」という。)から施行する。
(経過措置)
2 施行日前に、改正前の四日市市楠福祉会館条例の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、改正後の四日市市楠福祉会館条例の相当規定によりなされたものとみなす。
3 改正後の四日市市楠福祉会館条例第6条及び別表の規定は、施行日以後の使用許可に係る利用料金から適用し、同日前の使用許可に係る使用料については、なお従前の例による。
附則(平成25年12月27日条例第42号)
(施行期日)
1 この条例は、平成26年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 改正後の四日市市楠福祉会館条例別表の規定は、この条例の施行の日以後に行う四日市市楠福祉会館の使用許可に係る利用料金の上限額から適用し、同日前に行う四日市市楠福祉会館の使用許可に係る利用料金の上限額については、なお従前の例による。
附則(平成31年3月25日条例第3号抄)
(施行期日)
1 この条例は、平成31年10月1日から施行する。
(四日市市楠福祉会館条例の一部改正に伴う経過措置)
6 第5条の規定による改正後の四日市市楠福祉会館条例別表の規定は、この条例の施行の日以後に行う四日市市楠福祉会館の使用許可に係る利用料金の上限額から適用し、同日前に行う四日市市楠福祉会館の使用許可に係る利用料金の上限額については、なお従前の例による。
別表(第6条関係)
(一部改正〔平成17年条例35号・25年42号・31年3号〕)
区分又は用途 | 基本利用料金の上限額(円) | ||||||||
午前 | 午後 | 夜間 | 全日 | ||||||
午前8時30分から午後0時30分まで | 午後1時から午後5時まで | 午後5時30分から午後9時30分まで | 午前8時30分から午後9時30分まで | ||||||
ホール(ステージ共) | 他の一室又は一区画につき | ホール(ステージ共) | 他の一室又は一区画につき | ホール(ステージ共) | 他の一室又は一区画につき | ホール(ステージ共) | 他の一室又は一区画につき | ||
(1) 個人、私的団体(企業を含む。)の催し行事等 | 平日 | 6,280 | 1,250 | 6,280 | 1,250 | 6,280 | 1,250 | 18,840 | 3,750 |
土・日・祝日 | 8,800 | 1,880 | 8,800 | 1,880 | 8,800 | 1,880 | 26,400 | 5,640 | |
(2) 営利行為を行う催し行事等 | 平日 | 12,560 | 2,500 | 12,560 | 2,500 | 12,560 | 2,500 | 37,680 | 7,500 |
土・日・祝日 | 17,600 | 3,760 | 17,600 | 3,760 | 17,600 | 3,760 | 52,800 | 11,280 | |
附属器具及び冷暖房 | 2,310 |
備考
1 午前及び午後を引き続き使用する場合は、午前8時30分から午後5時まで、午後及び夜間を引き続き使用する場合は午後1時から午後9時30分までの時間とし、その利用料金は各時間帯の利用料金の合計額とする。
2 使用許可時間には、使用のための準備及び原状回復に要する時間を含むものとする。