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特別展

レオナルド・ダ・ヴィンチ

もう一つの遺産

レオナルド・ダ・ヴィンチ自画像

<ダ・ヴィンチ ノート>の謎に迫る!

  「モナ・リザ」や「最後の晩餐」で世界的に有名なルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452〜1519)。 彼の才能は絵画に留まらず、機械、建築、天文、解剖学など幅広い分野にわたっています。
  現存する8000ページに及ぶ膨大なメモ(手稿)や素描には、ヘリコプター、自動車、戦車、印刷機、ロケット、橋など 実用性と先見性に満ちたアイデアが、左右反転した鏡文字や図面によって記されており、 ダ・ヴィンチの自由な発想と創造力を目の当たりににすることができます。
  この展覧会では、オリジナルを精密に復刻した手稿と素描集(ファクシミリ版)を展示すると同時に、 そこに描かれた機械や装置、建築物の設計図に基づいて製作された立体模型50点あまりも合わせて紹介し、 芸術家だけでなく科学者、技術者としても天才ぶりを発揮したレオナルド・ダ・ヴィンチのもう一つの魅力に迫ります。



会期 平成23年7月2日(土)〜9月4日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
観覧料 一般:700円、高大生:400円、中学生以下:無料

主催 四日市市立博物館
後援 中日新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、伊勢新聞社、エフエムよっかいち、
三重エフエム放送、潟Vー・ティー・ワイ、三重テレビ放送、NHK津放送局
助成 (公財)岡田文化財団
協賛 鈴鹿中学校・高等学校
協力 栃木市
企画協力 アートシステム、イデア教育文化研究所


記念講演会「科学者ダ・ヴィンチ、画家ダ・ヴィンチ―天才の真髄に迫る―」
講師:布施英利氏(東京藝術大学准教授)

レオナルドの発明品を6つに分けて展示しています。
模型にあわせて手稿などもご覧ください。

自走と飛翔 作業の効率化
計測 伝道機構
都市計画と防衛 光学

素描集
     自走と飛翔

外輪船
アトランティコ手稿
レオナルドは、オールのかわりに水かき車で
船を進める方法を考えました。小型のものは
クランクによって直接二つの外輪を回し、
大型船には、はずみ車や歯車装置を用いて、
クランクの回転を外輪に伝えるようにしたのです。
この仕組みは、後に初期の蒸気船に使われました。

外輪船手稿 外輪船模型


パラシュート
パリ手稿B
らせん型とうずまき型を調べているうちに、
レオナルドは、スクリュー型のプロペラを
考え出しました。プロペラは亜麻布製で垂直の
軸にとりつけられています。「軸は、強く
ねじ曲げられたうすい鉄板からなっており、
それがはなされるとプロペラは回転する」
とレオナルドは書きのこしています。
人の力ではなく、バネを動力として
プロペラを回すしくみになっています。


ヘリコプター手稿

ヘリコプター模型


     作業の効率化


印刷機
アトランティコ手稿 
ハンドルを回すと活字と紙を乗せた印刷台が印刷板の下に移動し
同時に印刷板が下がり圧力が加えられます。ハンドルをもとにもどすと、
印刷板があがり、印刷台もとの位置にもどります。


印刷機

印刷機模型


     計測

回転式距離計
アトランティコ手稿 
手押し車のように、押して歩きながら距離を測る装置です。
車軸が一定数回転するたびに、上部に取り付けられた歯車の穴から、
ボールが一つずつ箱の中に落ちます。ボールの数と車軸の演習の長さから
走行距離がわかるという仕組みです。
模型では、車輪が21回転するごとに1個ずつボールが下の箱に落ちるようになっています。

回転式距離計


     伝道機構

組み合わせ滑車
マドリッド手稿T 
33個の滑車を使い、重い物をわずかま人力で持ち上げることのできる装置です。
たとえば、一キロの石を持ち上げる力で33キロの石をあげることができます。
レオナルドは、この滑車の数を増やしていけば、どのような重量のものでも
わずかな力で持ち上げられると考えました。

組み合わせ滑車


     都市計画と防衛
戦車
ロンドン、大英博物館収蔵の素画
人の力で動かす戦車で、要塞のような防御力を持っています。
戦車の内側には、クランクと歯車との組み合わせで回る
4つの車輪がついていて、戦車のまわりには、砲尾にから
砲弾を入れる砲尾装填式の大砲が取り付けられています。
屋根の傾斜は敵の弾をそらせるようにしたものです。

戦車

戦車

王室用厩舎
パリ手稿B
この2階建ての厩舎は、100頭以上の馬を飼うために
設計されています。乾草は2階の高い所に
蓄えられ、シュート(じょうご)を使って
1階のそれぞれの馬へ送られます。
中央の床下には2つの排水路があり、
ここからすべての汚物が排出されます。
レオナルドはこの厩舎を「清潔な馬小屋」
と呼んでいました。

王室用厩舎

王室用厩舎


     光学


投影装置
投影装置
アトランティコ手稿
レオナルドは、箱の中にろうそくを置き、その光を箱の
正面に取り付けれられたレンズによって強めるスポットライトを考えました。
今日のスライド映写機の基本となるものです。


     素描集

「受胎告知のための習作」 「受胎告知」のための習作
ウフィッツィ美術館所蔵

解剖手稿 解剖手稿
ウィンザー王室図書館所蔵


体験コーナー

@鏡文字を体験しよう!
レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿の多くは鏡文字で記されています。
君もダ・ヴィンチのように鏡文字を書いてみよう!

Aワークシート(子ども向け)
展覧会をより楽しめるワークシートを活用しよう!
質問に答えてダ・ヴィンチのことをよく学び、体験してみよう!

B模型を触ろう!
夏休み期間中は、自分で触わって体験できる模型を設置します。
からくりの仕組みを体感して、機械の原理を知ることができます。



関連行事

子ども博物館教室「パラシュート模型に挑戦!」
レオナルド・ダ・ヴィンチが考えた
パラシュートの模型を作ってみよう!
日時:7月30日(土) 場所:1階講座室


子ども博物館教室「博物館を探検しよう」
博物館の裏側ってどうなっているのかな?
小中学生限定のバックヤードツアーです。
                      日時:8月6日(土) 場所:1階講座室他

※お申し込みは10日前が〆切となっております。
(くわしくはリンク先を参照下さい)


・記念講演会
「科学者ダ・ヴィンチ、画家ダ・ヴィンチ―天才の真髄に迫る―」

日時:7月16日(土)14:00〜
講師:布施英利氏(東京藝術大学准教授)
会場:1階講座室
定員:70人(当日先着順)
※聴講無料


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