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2010 YOKKAICHI
人権・同和教育シリーズ
アルコール依存症を正しく理解しましょう
(人権のひろば〜人権・同和教育シリーズ〜)
皆さんは、アルコール依存症についてご存じですか。いわゆる「アルコール中毒」と言われ、本人の嗜好(しこう)が原因と誤解されることもあります。アルコール依存症は、自らの意思では飲酒をコントロールできなくなり、飲酒を繰り返す病気です。お酒を飲む人なら、誰でも依存症になる可能性があります。アルコール依存症の人は、過剰な飲酒で体を壊したり、家族などに迷惑をかけたりしていても、自ら断酒をするのが難しいと言われています。

【病気から回復するために】
アルコール依存症から回復するためには、専門の医療機関を受診し、適切な治療を受ける必要があります。家族や周りの人が、飲酒しやすい環境にすることや安易に飲酒を非難することは、本人の病気の進行を早める危険性があります。
この病気を偏見の目で見ずに正しく理解し、アルコール依存症に悩む人が病気を克服していけるよう対応に努めることが大切です。家族や周りの人が飲酒の問題に気付き相談することが、アルコール依存症からの回復の第一歩につながりますので、かかりつけの医療機関や市の保健所に、まずはご相談ください。
保健所は、相談窓口を設け、医療機関や医師会などとのネットワークの下、アルコール依存症の早期発見・早期治療を目指しています。


※正しい知識普及のためポスター・自己診断チェックシートも作成しています
問い合わせ先 …保健予防課(Tel352−0596 Fax351−3304)
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