HOME >> 人権・同和教育シリーズ 2008/12月上旬
2008 YOKKAICHI
人権・同和教育シリーズ
社会への育ちのプログラム
■自ら考え行動する力
 今年の夏、人権プラザ小牧では地域・保護者が協力し「デイキャンプ」を実施しました。食材の買い出しから後片付けまでを子どもたちが責任を持って行いました。自分でやり切ったという達成感を通して、自信を持ち、自ら考え行動できる子に育ってほしいと願ってのことです。
 親は子どもの将来の幸せを願い、できるだけのことはしてあげたいと、子どもが自分でできることにもつい手を出してしまうことがありますが、自ら考え行動する力は、自らの生活を切り拓(ひら)いていく力にもなります。
デイキャンプ風景
自分たちで玉ねぎを切ります
 
■自己実現できる子

 高校を卒業し、就職した子どもたちのおよそ半数が3年以内に離職し、なかなか再就職できないでいる状況が全国的にあります。自尊感情の低さやコミュニケーション能力の不足などがその原因にあげられています。
 保々地区では、保育園・幼稚園・小中学校・周辺の高校・人権プラザ小牧が連携し、地域の子どもたちや現実から深く学び、「自らの生活を切り拓(ひら)いていく子」すなわち「自己実現できる子」の育成を目指して、社会への育ちのプログラム−保々版−を作ろうとしています。
 子どもたちが自らの特性をみつめ、自らの生活を切り拓(ひら)き、社会的自立を果たすことは、人権・同和教育の目指してきた「進路保障」でもあり、そのために私たちは共通の子どもの姿を描いて取り組みを始めています。

問い合わせ先 …人権プラザ小牧(TEL 339-0909)
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