高校を卒業し、就職した子どもたちのおよそ半数が3年以内に離職し、なかなか再就職できないでいる状況が全国的にあります。自尊感情の低さやコミュニケーション能力の不足などがその原因にあげられています。
保々地区では、保育園・幼稚園・小中学校・周辺の高校・人権プラザ小牧が連携し、地域の子どもたちや現実から深く学び、「自らの生活を切り拓(ひら)いていく子」すなわち「自己実現できる子」の育成を目指して、社会への育ちのプログラム−保々版−を作ろうとしています。
子どもたちが自らの特性をみつめ、自らの生活を切り拓(ひら)き、社会的自立を果たすことは、人権・同和教育の目指してきた「進路保障」でもあり、そのために私たちは共通の子どもの姿を描いて取り組みを始めています。 |