HOME >> 人権・同和教育シリーズ 2008/10月上旬
2008 YOKKAICHI
人権・同和教育シリーズ
多文化共生社会を目指して
 「日本人の友だちがいて、本当にうれしい」《ペルー人》、「お店が充実していて、交通も便利で生活しやすい」《中国人》、「職場の人が親切で、恵まれていてうれしい」《ミャンマー人》、「静かで住みやすい」《ブラジル人》。
 これらは市内に住む外国人市民の声です。
 現在、本市には約9,900人の外国人が生活しています。市の全人口が約31万人ですので、約30人に1人は外国人ということになり、以前に比べるとかなり身近な存在になったといえます。
 2006年3月に総務省が発表した「多文化共生の推進に関する研究会報告書」の中では、外国人へのさまざまな支援だけでなく、地域社会へ参画しやすい仕組みをつくることが重要であるとされています。
外国人が参加した地域の防火訓練
外国人が参加した地域の防火訓練
 
■ともに暮らせる社会のために

 市内では、災害時に備え、外国人に直接声を掛け、一緒に防災訓練に参加している地域もあります。この地域では、翻訳したお知らせを配布するだけでなく、一軒一軒参加を呼び掛け、また地域の中から通訳者を見つけ訓練時に通訳を行うなどの努力や工夫の結果、外国人の参加者も増えてきています。
 このような地域での身近な取り組みが、国籍や民族、文化の違いにとらわれることなく、ともに理解し支え合って暮らす多文化共生社会の実現につながるのではないでしょうか。

問い合わせ先 …文化国際課(TEL354-8114)
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