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早ね 早おき 朝ごはん
〜子どもの健やかな成長を願って〜
「もう遅いから早く帰りなさい」「遅いって何時?午後10時以降は補導されるけど、それまではいいんだよ!」公園やゲームセンターで巡回指導中の一幕です。妙に慣れた感じで、平気で答える若者もいます。最近見られる青少年の生活意識の変化には驚かされます。
このように夜更かしをする生活習慣は、当然のことながら“夜ねる時間が遅くなる”“朝おきる時間も遅くなる”“朝ごはんもろくに食べずに家を飛び出す”という不規則な生活につながり、子どもの成長に悪影響を及ぼすことにもなります。
ある小学校の先生からは、「朝ごはんを食べたくないのではなくて、家庭の事情で食べることができない子がいる」と聞きました。さらに、「その子は夜ねるのが遅く、そのため早おきができず、時々遅刻をしてくる」とのことでした。
家庭の事情があるとはいえ、育ち盛りの子どもがこのような生活をしていては、心身ともに健康な状態には育ちません。このことは、子どもの人権が守られていない状態にあるといえます。
子どもが生活していく上での体験は、その子の人生観になっていきます。幼児期からの生活習慣がその子の生き方を大きく左右します。子どもの生活リズムを規則正しいものにすることは大切なことです。
市では昨年度から「早ね 早おき朝ごはん」市民運動を展開しています。また、幼稚園、小・中学校では食育を中心とした生活リズムの向上に取り組んでいます。今後も、子どもたちの正しい生活リズムを地域全体で育むことができる社会を作るとともに、子どもの人権を守っていくよう努めていきます。
しっかり朝ごはん |
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●問い合わせ先
…青少年育成指導室(TEL 354-8314) |
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