HOME >> 人権・同和教育シリーズ 2007/10月上旬
2007 YOKKAICHI
人権・同和教育シリーズ
窓口での人権に配慮した対応の大切さ

 市役所には、住民票、戸籍や各種証明書の交付、保険や年金の手続きなど、窓口で直接市民と接する部署がいくつかあります。そこでは、毎日、高齢者、障害のある人、また外国籍の人を含め、多くの来庁者があります。

  私たち窓口業務に携わる市職員は、市民に満足してもらえる接遇を目指し、日々取り組んでいます。それでもなお、職員の何気ない一言で、来庁者の心を傷つけてしまうことがあり、窓口での対応の難しさを痛感しています。

  ところで、私たちは普段の暮らしの中で、何気ない一言によって相手を傷つけてしまったことはないでしょうか。このような場合、言った本人はなかなか気付かないものです。人それぞれの感覚や感じ方は、人それぞれ異なります。しかし、その違いを自分の「常識(あたりまえ)」や「普通(ふつう)」という考えにあてはめて、私たちは無意識のうちに決めつけや偏見を持ってしまっているのかもしれません。

  人は、育った環境・文化・習慣などによって価値観や常識は大きく異なり、互いの異なる考え方や生き方を認め合い、共感することが人権の基本といわれます。市では、全職員が価値観など自分だけの常識にとらわれることなく、相手の思いに共感し、相手の立場に立った対応ができるよう、人権研修、接遇研修などの機会を設けています。今後とも、研修で学んだ内容をさらに実践に生かせるよう、職場、地域、家庭においてたえず人権感覚を磨き、市民の皆さんとのよりよい人間関係づくりを意識しながら窓口での対応に心掛けていきます。
 
(窓口での対応)
(窓口での対応)
問い合わせ先 …保険年金課・市民課(TEL 354-8158)
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