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ふれあい、交流 〜活動を通して人権のまちづくり〜
■人権って難しい?
日永地区では、29年間にわたって日永地区人権・同和教育推進協議会を中心に人権啓発を進めてきました。しかし、いまだに「『人権』って、難しいことやでな〜」といった声もあり、他人事のように思っている人もいるのが現実です。
■近所同士で懇談会を
そこで、15年前からは、各自治会(31町)選出の啓発委員が研修を重ね、身近な問題から、日々、啓発活動に取り組むようになりました。その一環として、日永人権・同和教育講座を年2回開催しています。
しかし、どんなに知識が豊富になっても、人と人との交流がなく「隣は何をする人ぞ」では、住みよい人権のまちづくりは困難です。自治会や啓発委員を中心に、「子ども」「高齢者」など身近なテーマを選び、人権の視点でご近所同士が交流をしながら話し合う参画型の「地区別懇談会」を開催することにしました。
■みんなの人権標語・ポスターで啓発
また、「日永ふれあい文化祭」では「人権コーナー」を設け、小・中学生を含めた住民から募集した人権標語やポスターを展示しています。これも、参加者に人権を考えてもらうための貴重な啓発の機会になっています。
■人権の輪を広げよう
最近では、市指定無形民俗文化財の「日永つんつくおどり」を現代版にした「日永YOSAKOIつんつく踊り」を通して人権の輪を広げようと、「日永人権まちづくりの会」が積極的に活動をしています。
「人権のまちづくり」は、人が人として住みやすい地域を実現することと考え、日永地区では、各種団体が地域活動を通して、さまざまな角度から人権啓発を進めています。

(日永ふれあい文化祭 人権コーナー) |
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●問い合わせ先
…日永地区市民センター(TEL345-3197) |
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