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2007 YOKKAICHI
人権・同和教育シリーズ
男女共同参画社会と
ワーク・ライフ・バランス 〜仕事と生活の調和〜
仕事と生活の調和

 皆さんは、ワークライフ・バランスという言葉をご存知でしょうか。仕事(ワーク)と生活(ライフ)の調和(バランス)を図ることで、個人の能力を最大限に発揮することを意味します。この考え方は、企業などにおいて、仕事と生活の両立が可能である柔軟な働き方を従業員に提供することで、仕事への効果や人材確保を期待できるものとして、欧米の官公庁や企業では広く認識されています。 
  平成17年度に内閣府が実施した調査報告書では、ワーク・ライフ・バランスが認識されている国々において、女性の社会進出が進む中で出生率が回復していることが報告されています。わが国でも、少子化問題への有効な施策を検討する中で、国の定める男女共同参画基本計画(第2次)の重点事項の一つに「仕事と家庭・地域生活の両立支援と働き方の見直し」があげられました。男性が家庭生活に参画できる環境、男女ともに育児・介護休業を取得しやすく職場復帰しやすい環境、育児や家族の介護をしながら働き続けられる環境を整備することは、働く女性が子どもをもつ上で、大きな判断材料になります。
■自分らしく生きていくために
  仕事と生活の調和を図ることは、家庭での子育て支援を促進させるだけでなく、長時間労働で過労気味の就労者が、労働時間を減らし、家庭・地域生活や自分のための時間を増やすことで、心身のリフレッシュや能力の向上につながると考えられます。男女とも一人ひとりが自分らしく輝いて生きていくために、ワークライフ・バランスについて皆さんも一緒に考えてみませんか。

問い合わせ先 …男女共同参画課(TEL354-8331)
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