〜啓発活動の広がりを願って〜
赤堀人権のまちづくりの会
コラソン赤心（せきしん）

■地域住民による啓発活動
平成15（2003）年度に赤堀教育集会所（現人権プラザ赤堀）の主催で開催された人権啓発リーダー養成講座（全5回）の修了生の有志8人が、『コラソン赤心（せきしん）』を結成し、地域内外で人権啓発活動を行っています。
メンバーのほとんどが人前で話すのは初めてという地域の人たちで構成されています。
会の名前の赤心には、誠意・真心の意味があり、「赤堀の心」「赤堀からの発信」という思いが込められています。また、コラソンとは、ポルトガル語で「心」という意味です。心と心の通い合う人間関係を求めて、この2つを合わせた『コラソン赤心（せきしん）』を会の名称としました。

■自分たちの思いを自分たちの言葉で
結成当初から、『コラソン赤心（せきしん）』に、市内各地域から参加要請があり、現在では、市外や県外からも依頼を受けて、自分たちの思いを伝えています。
「自分に啓発リーダーなんてできるのだろうか…と考え込んでしまった」というのが活動当初の会員の感想でした。しかし、活動を続けていく中でその不安は、「啓発活動を通してたくさんの人に出会えたことはよかった」「楽しい中にも差別をなくしていこうとする思いを共有できた」と喜びの声に変わっていきました。
これからも、「自分たちの思い」を「自分たちの言葉」で大いに語り合い、気づきの中から学び合い、さらに、啓発活動の輪が広がっていくことを心から願っています。