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2003 YOKKAICHI
特集:交通安全
高齢者の交通事故をなくそう
事故死者の45%が高齢者
 市内の交通事故死亡者数は2年連続で20人を超えています(グラフ(1))。昨年の交通事故死亡者22人のうち10人が65歳以上の高齢者で、全体の45.5%を占めています(グラフ(2))。 これは市の人口で高齢者が占める割合18.6%(平成18年7月1日現在)と比べて2.4倍で、非常に高いものとなっています。今年の上半期(1月〜6月)でも交通事故死亡者11人のうち7人が高齢者で、全体に占める割合は実に63.6%とさらに急増しています。
【グラフ(1)】市内の交通事故死亡者数
【グラフ(1)】市内の交通事故死亡者数
【グラフ(2)】
市内の年齢層別交通事故死亡者数(平成17年)
【グラフ(2)】市内の年齢層別交通事故死亡者数(平成17年)
飲酒運転は絶対だめ!!
 昨年の県内の原動機付自転車以上の車による死亡事故148件のうち、飲酒運転によるものは23件で、全体の15.5%を占めています。今年上半期では63件中13件で、全体の20.6%と依然として無くなりません。
 飲酒運転は重大事故につながり、相手やその家族だけでなく、自分の家族にも大きな悲劇をもたらします。
 また、飲酒量が多いと翌日も飲酒運転になることがあるので注意しましょう。
酒類が出そうな会合には車を運転して行かない!
行楽や外出時に運転者は飲酒を絶対しない!
飲食店では運転者に酒を出さない!
秋の全国交通
安全運動
9月21日(木)から9月30日(土)
の10日間
〈運動の基本〉
〈運動の重点〉
高齢者の交通事故防止
夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗車中の交通事故防止
 (特に子どもと高齢者を中心として)
後部座席を含むシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
飲酒運転の追放
歩行中と自転車乗車中が80%
 昨年の市内の高齢者の交通死亡事故の状況は、「歩行中」の2人と「自転車乗車中」の6人で、10人のうち80%を占めています(グラフ(3))。自転車乗車中の事故は交差点での出合い頭の事故が多く、原因としては「安全不確認」や「一時不停止」が目立ちます。
【グラフ(3)】
市内の高齢者交通死亡事故状況(平成17年)
【グラフ(1)】市内の交通事故死亡者数
無理な横断をせず、交通ルールを守ろう
 高齢になると道路の横断で、“渡り切れる”と思っても“渡れない”場合があります。余裕を持って横断しましょう。自転車では「安全不確認」や「一時不停止」の事故が目立ちま
す。交通ルールをしっかり守りましょう。
【グラフ(1)】市内の交通事故死亡者数
高齢者が運転時の事故も増加
 県内の昨年の交通死亡事故のうち、高齢者が車を運転していて事故の加害者になった件数は25件、全体の16.9%で、年々増加傾向です。事故の原因は「右側通行」「一時不停止」が目立ちます。余裕を持ち、交通ルールを守った運転をしましょう。
高齢者が運転時の事故も増加
 高齢者は危険を避けようとしても思うように対処できないことがあります。 減速していれば、いざというときに停車も容易です。
 昨年の県内での四輪乗車中の事故死亡者75人のうちシートベルトの非着用者は48人でした。
 このうち、シートベルトをしていれば助かったと思われるのは29人で、全体の60.4%を占めます。シートベルトは運転席、助手席はもちろん、後部座席でも着用しましょう。
 また、子どもの同乗には必ずチャイルドシートを使用し、助手席にエアバックがある車では後部座席に着けましょう。

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