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「自分らしく、個性を発揮できるために」
 誰もが自分の生き方が尊重され、差別をされない社会が求められています。そのためには、家庭、地域、職場といったあらゆる場や機会において、私たち一人ひとりが主体的に学習したり、自主的に市民活動に携わったりして、人権感覚を高めていくことが大切です。
市では、市民の皆さんがいきいきと楽しく暮らせる地域社会の実現を目指して、皆さんの声を広くお聴きしたり、さまざまな市民活動を積極的に支援したりして、市民の皆さんとの協働による人権文化のまちづくりを推進しています。
その一つとして、市民による先駆的な夢のある公益活動を支援する「個性あるまちづくり支援事業」を平成16年度から展開しています。平成18年度に採択した事業には、人権啓発カルタの普及活動や、人権劇による反差別の仲間づくりや自己啓発、知的・発達障害のある人やその家族を支える地域環境づくりを目指す活動、音楽療法を通じて心の安定を図り子どもの伸びる力を引き出そうとする取り組みなどがあります。このように、創意工夫と熱意のもと、それぞれの個性を活かし、お互いの人権を尊重しあえる社会の実現に向けて、多くの団体に活動していただいています。
一方、市民一人ひとりの自己実現に向けて、誰でもいつでもライフステージに応じて学習できるという生涯学習の観点から、市民大学を開催しています。人権コースや、市民団体企画コースなどを設定し、人権について考えていただいたり、学ぶことが生きる楽しさにつながるような機会づくりに努めています。
このような支援制度や学習機会を積極的に利用していただくことが、みんなで人権を尊重するまちづくり を推進していこうとする機運の高まりにつながっていくものと考えます。 |
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| ●問い合わせ先…市民文化課（TEL354-8146） |
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