HOME >> 人権・同和教育シリーズ 2006/7月上旬
2006 YOKKAICHI
人権・同和教育シリーズ
人権のまちづくり事業「日永YOSAKOIつんつく踊り」がスタート!

日永YOSAKOIつんつく踊り 近年、各地域では人権協議会などが中心となって、住民どうしの交流と理解を深め、人権意識の高揚を図 るため、地域の特性に合った人権活動を進めています。日永地区では昨年「日永地区人権まちづくりの会」 を結成し、古くから伝わる市指定無形文化財の伝統芸能「日永つんつくおどり」を活用し、「古きをたずね、 新しきを知る」のことわざもあるように、郷土に残された歴史文化をもとに人権を学ぶことになりました。
 日永つんつくおどり保存会の指導のもと、ヨサコイ風にアレンジした「日永YOSAKOIつんつく踊り」を創作し、日永地区の子どもたちが昨年の夏、保存会のある東海道沿いの両聖寺(りょうしょうじ)(中之瀬古町)で発表しました(写真)。それ以来、今年3月まで日永地区内や市文化会館で「日永人権まちづくり」と染め抜いた半てんを着て通算10回、延べ391人の踊り子たちが活発に発表しました。
 「つんつくおどり」の由来は、戦国時代に織田信長の重臣滝川一益が、この日永で天白川堤を作るとき、その工事に携わった住民が、厳しい労働を癒すために唄い踊ったといわれています。新曲には原曲にある杭打ちや綱引きなどの身振りや、うたい文句を組み入れて作りました。
 当会結成2周年目の今年からは、昨年のモデルチームの活動をもとに複数の単位チームの結成を目指し、「人権のまちづくり」の一層の展開を期待しています。また、フィールドワークで「つんつくおどり」ゆかりの地を訪ねるなどの学習の場も用意し、楽しい活動の中から「人権尊重」の輪が広がることを願っています。
問い合わせ先人権プラザ天白(TEL346-2803)
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