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老人保健制度(※)で医療を受けることができるのは、75歳以上(昭和7年9月30日以前に生まれた人を含む)の人と65歳以上で一定の障害のある人です。平成16年度の医療費の総額は226億8201万円で、前年度より0.2%減少しました。これは平成14年から受給資格年齢が75歳に引き上げられた結果、受給資格者数が4.3%(1423人)減少したことによるものです。しかし、一人当たりの医療費は前年度に比べ4.2%(2万8789円)増加し、71万2062円で、県平均と比べても4.8%(3万2542円)上回っています(表(1))。また、医療費は約半分が入院費です(グラフ(1))。 |
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平成16年5月の1カ月の同制度による受診件数は4万6880件です。そのうち、疾病別の受診件数で最も多いのは高血圧、心疾患、脳梗塞などの循環器系の病気で、全体の30%を占めています。次いで、白内障などの目の病気、関節症、腰痛などの筋骨系の病気、糖尿病などが多くなっています(グラフ(2))。 |
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高血圧や糖尿病などの生活習慣病は、日常の食生活の改善や適度な運動などに努めれば病気の予防が図れます。老人保健制度は医療のほか健康を守る事業も行っています。市では、保健センターで健康診査、健康教室・相談などを開催しています(毎月上旬号の「広報よっかいち」をご覧ください)。気軽に活用して、健康管理や病気予防に努めましょう。 |
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【表(1)】老人保健医療費の概況 |
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受給資
格者数
(人) |
医療費 |
一人当たり(円) |
四日市 |
三重県 |
15年度 |
33,277 |
227億3千万円 |
683,273 |
660,079 |
16年度 |
31,854 |
226億8千万円 |
712,062 |
679,520 |
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※医療費は一部負担金を含む |
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【グラフ(1)】 |
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