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昨年の市内の交通事故死亡者の50%近くが65歳以上の高齢者です(グラフ(1))。過去10年間を平均しても高齢者が33.8%を占めています。これは市内の65歳以上の人口比18%(平成17年2月)と比べて約1.8倍でかなり高く、今年も7月末までの交通事故死亡者13人中5人が高齢者です。 |
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昨年の市内の高齢者の死亡事故の状況は、「歩行中」が3人、「自転車乗車中」が6人、「自動車乗車中」が2人でした(グラフ(2))。事故が起きた場所は「歩行中」や「自転車乗車中」では自宅周辺が大半で、日常生活の行動の中で交通安全への配慮が一層求められています。「歩行中」の事故は道路の横断中が大半で、横断歩道以外の斜め横断、横断終了直前の被害などが目立ちます。 |
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高齢者は長年培った経験や感覚を持っています。しかし、道幅、通行量、車のスピードなど交通事情は大きく変化しています。また体力の変化もあり、走って来る車に対して”まだ渡り切れる“と思ったのが”渡れない“などの場合もあります。現状に合わせた判断が求められ、無理をしないことが大切です。同時に家族の気配りも大切です。また、運転者は高齢者を見たら減速を心掛けましょう。 |