HOME >> 大四日市まつり 2005/7月下旬
2003 YOKKAICHI
特集:大四日市まつり
■郷土の文化財と伝統芸能ひとくちメモ(出演順)
●大名行列(大名行列奴会)
江戸時代、東海道を通る参勤交代の大名が行列人足を雇ったことから、旧比丘尼町(今の元町・中部)に伝わっている。 ⇒四日市市指定無形民俗文化財                  
●御諏訪神輿(御諏訪神輿保存会)
昭和59年に、諏訪栄町の有志250名余りでつくられたもので、大・中・小三つの神輿があり、毎年、一般から募集した約200名ほどの担ぎ手で渡御を行っている。
●楠町北五味塚神輿(北楠保存会)
毎年10月第2日曜日に、楠郷総社神明社の秋の例大祭に合わせて「神輿まつり」が開催され、子供会の神輿とともに町内を練り歩いている。
●楠町南五味塚鯨船「龍神丸」(南楠鯨船保存会)
古くから伝わる祭礼行事で、毎年10月、体育の日の前日と前々日の2日間に行われている。クライマックスの入り船では、南御見束(みなみごみづか)神社境内が大いに賑わう。 ⇒国選択保存民俗文化財
●富田鯨船
古くは、熊野灘から伊勢湾にかけて捕鯨が盛んに行われており、その様を再現した鯨船は、これらの地方に少なからず見られる。四日市市富田地区には、現在4隻の豪華な鯨船があり、毎年8月14日、15日の両日、地元の鳥出(とりで)神社へ奉納の練りを執り行っている。なお、平成9年には「鳥出神社の鯨船行事」として、国指定重要無形民俗文化財に指定されている。本年は富田地区から、次の3隻が参加することとなっている。また、それぞれの鯨船では波の状態に違いがあるといわれている。
◆神社丸(北島組鯨船保存会) ⇒「しけ」の海に繰り出す様を表している。
◆感應丸(南島組鯨船保存会) ⇒最も激しい海に繰り出す様を表している。
◆権現丸(古川町鯨船保存会) ⇒いちばん穏やかな海に繰り出す様を表している。
●南納屋町鯨船「明神丸」(南納屋町保存会)
200年程前、鯨取り船の勇壮な光景を取り入れ、諏訪神社の例祭の余興として考案されたという。
 ⇒国選択保存民俗文化財、三重県指定有形民俗文化財
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