HOME >> 人権・同和教育シリーズ 2005/4月上旬
200 YOKKAICHI
人権・同和教育シリーズ
健康に暮らすための支え合い

 私たちは、病気になったり、けがをしたりした時、医療機関に行って、保険証を提示すれば治療を受けることができます。私たちは、一定の額を負担すれば、いつでも、どこでも、だれでも平等に質の高い医療を受けることができます。これらは、すべての人が何らかの公的な医療保険に加入するという国民皆保険制度があるからです。
 日本人の平均寿命は、おおよそ女性85歳、男性78歳となっており、いずれも世界第一位です。こうした背景には、高水準の医療技術があることは言うまでもありませんが、世界にも例を見ないほど充実した医療保険制度もあるからです。
 ところで、国民健康保険をはじめとする医療保険制度は、「市民相互の支え合い」という考え方が、その根底となっています。医療機関へ支払われる医療費の大部分は、皆さんが負担する保険料によって支えられています。
 私たちは一人で生きているわけではありません。意識はしなくても、日々何らかの形で支え合って生きているのです。支え合うことによって、自分の人権が守られると同時に、他人の人権も守っているのです。
 健康は私たちにとって自分らしく生きるための貴重な財産であり、基本的人権そのものなのです。私たち一人ひとりが安心して健康で幸せに生きることができる社会の実現を目指し、人権が尊重される文化的なまち「四日市」をつくっていきましょう。

担当:保険年金課
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