合併で中核市の実現が可能に |
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平成17年2月7日に楠町と合併し、新しい四日市市がスタートしました。今回の合併により、本市は、人口が30万人を超え、中核市になるための要件を満たすことになりました。
今後、三重県との協議などを経て、平成19年4月を目途に中核市への移行を目指します。 |
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政令指定都市につぐ事務権限を持つ中核市 |
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中核市は、平成6年に地方自治法が改正されてできた新しい制度です。
この制度ができる以前の市町村の事務権限は、政令指定都市(名古屋市、大阪市など)を除いて、市町村の規模や行政能力に関係なく、ほぼ同じでした。
そこで、ある程度の規模や行政能力を持つ比較的大きな都市の事務権限を強化し、市民の皆さんにより身近なところで行政が行えるように、中核市制度ができました。
中核市は、現在、全国に35あり、東海三県では、愛知県の豊橋市、豊田市、岡崎市、岐阜県の岐阜市の4市が中核市ですが、本市が中核市になると、三重県で初めての中核市になります。 |
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市民サービスが向上 |
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中核市制度は、地方分権を推進するための先行的な制度であり、法律や県条例による事務処理の特例(注)により、県の行政事務の多くが中核市に移されます。
中核市になると、今まで県が行っていた事務の多くを市が直接行うため、事務手続きの迅速化・効率化や、きめ細かなサービスの提供が進むなど、市民の皆さんの身近な自治体としての市民サービスが向上します。
(注)県の権限に属する事務の一部を、県条例により市町村が処理できるものとすること |
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●問い合わせ …中核市推進室(TEL54-8562) |