HOME >> 多文化共生 2005/1月上旬
2003 YOKKAICHI
多文化共生
国や地域が違ってもともに幸せに暮らせるまちに
 本市に在住する外国籍市民は、8207人(平成16年11月末)で、市人口の2.7%を占めています。ここ1年間で650人以上増えています。最も多いのはブラジル国籍の人で、全体の4割強を占めています。このように外国籍市民が増加し始めたのは、平成2年の「出入国管理及び難民認定法」(入管法)の改正以後です。この改正で日系2世・3世とその家族の滞在が認められ、長期に滞在する人が増えてきました。
■国籍別外国人登録者数の推移(各年9月末現在)
■国籍別外国人登録者数の推移(各年9月末現在)
グラフを拡大する
多文化が出会い、理解し合う共生の拠点
四日市市国際共生サロン
笹川6丁目29-1 TEL22-6811
開館/月曜日〜金曜日 午前9時〜午後5時
 市では、10月に「国際共生サロン」を開設しました。ポルトガル語と日本語の両方を話す職員が常駐し、ボランティアの協力を得ながら、生活相談、日本語教室、文化・習慣の紹介などを行っています。
 外国籍市民を新たな地域住民として、互いに理解を深め、助け合って暮らせる共生社会づくりを進めています。
外国籍の子ども向け日本語・生活文化サポート教室
外国籍の子ども向け日本語・生活文化サポート教室
学校情報を提供し、就学支援
高校進学ガイダンス『学校へ行こう』
平成16年11月21日、中部中学校で開催
 外国籍の中学生やその保護者に日本の高校進学制度を説明するとともに、高校の協力を得て各学校について紹介する催しを開催しました。
通訳を交え高校の説明を聞く参加者たち
通訳を交え高校の説明を聞く参加者たち
多文化共生推進の担い手の育成
日本語ボランティア養成講座
 外国籍市民の日本語習得の支援を行うボランティアのための講座を今年も開催します。(暮らしの情報-講座参照)
 市内では、互いに相手の国の文化や習慣を学び合いながら、こうした活動をする市民が増えています。
通訳を交え高校の説明を聞く参加者たち
国際共生サロンで年賀状教室開催
年賀状は南米のおじさんに
 外国から来た子どもたちに日本のお正月を知ってもらおうと「年賀状教室」を11月24・25日に開催しました。教室には12人の子どもが参加。ボランティアの講師から年賀状の習慣や書き方を教えてもらい、干支(えと)の酉(とり)の絵などを配した年賀状を作りました。「『おめでとう』とかくんだね」「来年はとりの年なの」などと興味津々。できた年賀状はペルーのおじさんや学校の友達に送りたいとうれしそうに話していました。
国際共生サロンで年賀状教室開催
高校進学ガイダンスに参加して
志望校の選択に役立ちます
 千葉サンドラさん(写真左)・優子さん(同右=西笹川中2年)
 実際に通学する場合に、家を何時に出て何時に帰れるかなどの交通の事や立地環境、生徒たちの勉強や生活ぶり、高校の雰囲気などについて知りたいと思って来ました。14年前に来日し、日本語での受験にはあまり不安はありませんが、多くの高校の担当の先生と直接会って各校の実情が聞けてとても参考になりました。また、細かい話も通訳してもらえたのでよく分かりました。
高校進学ガイダンスに参加して
都市間連携で取り組む地域共生
「外国人集住都市会議」
 外国人集住都市会議(平成13年設立)は、外国籍市民が多数居住する浜松市、豊田市、大垣市、四日市市など、全国の15都市で構成されています。
 会議では、外国籍市民にかかわる施策や活動状況に関する情報交換を行う中で、地域社会での様々な課題の解決に向けて取り組み、首長会議を開催し、国、県、関係機関への提言などを行っています。
都市間連携で取り組む地域共生

●この特集についてのお問い合わせは、国際課 TEL54-8114
Copyright(C) 2003 Yokkaichi City All rights reserved.