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私たちの身のまわりには、憲法に保障されている基本的人権が十分に保障されていない現実が見受けられます。平成9年に、国は「人権教育のための国連10年国内行動計画」をまとめました。そこでは「女性」、「子ども」、「高齢者」、「障害者」、「同和問題」、「アイヌの人々」、「外国人」、「エイズやハンセン病などの感染者」、「刑を終えて出所した人」の九項目を人権に関する重要課題としています。四日市市でも、私たちの意識の中にある因習や偏見などによるさまざまな人権問題の解決や、人権尊重への理解、差別を許さない心を育むための人権教育・啓発の取り組みを進めています。
私たちも毎日の暮らしの中で、一人ひとりが互いに理解し合い、相手の人権を尊重しながら、だれもが心豊かに安心して暮らせる地域社会づくりの担い手となることが求められています。 |
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男女の違いや身長・体重など身体的な違い、性格、成績の違いなど、みんな違いがあります。それらの違いを指摘したり、からかったり、仲間はずれにしたりすることも差別になります。 |
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四日市市にはブラジル、韓国・朝鮮、中国、フィリピン、ペルー、その他世界各国の人たちが住んでいます。
生活習慣が違っていたり、言葉が通じなくても、心を通い合わせることができます。 |
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心身に障害があっても、社会に出て活躍していけます。障害のある人をのけ者にしたり、避けたりすることは差別になります。 |
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あなたやあなたの周りに、差別されたり、仲間はずれにされたりして、困っている人がいます。
それを黙って見ていることは、自分も差別し仲間はずれにしているのと同じです。
差別をなくすために、行動することが大切です。 |
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命は、その人だけに与えられた、かけがえのないものです。あなたの命が失われると、あなたの家族をはじめたくさんの人たちが一生苦しみ、悲しむことになります。
たった一つの命が大切にされ、守られる社会をつくることは、私たちの権利であり、責務です。 |
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すべての人々の基本的な人権が尊重される自由で平等な社会の実現は、人類共通の願いであります。
しかし、私たちの身のまわりには、今なお因習や偏見などによるさまざまな人権問題が存在しています。
人権が侵害されることは、いかなる理由であっても許されることではありません。
人が人として尊ばれる明るく住みよい社会を築くため、私たちは、ここに四日市市を「人権尊重都市」とすることを宣言します。
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四日市市「人権尊重都市宣言」
平成4年12月22日
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四日市市には17人の人権擁護委員(下記)がいます。人権に関する悩みごと、心配ごとなどの相談を受けるとともに、人権思想の普及に努めています。 |
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石田静代 |
七つ屋町 |
TEL45-5457 |
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上野尚子 |
万古町 |
TEL33-1386 |
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大塚信行 |
大矢知町 |
TEL65-7714 |
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片淵喜郎 |
日永西四丁目 |
TEL46-4875 |
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木村ちはる |
松原町 |
TEL33-0957 |
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木村裕司 |
日永三丁目 |
TEL46-6306 |
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杉本君代 |
西日野町 |
TEL21-2243 |
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炭田公秀 |
松本三丁目 |
TEL54-0234 |
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田中宏幸 |
桜台二丁目 |
TEL26-0692 |
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豊田早男 |
水沢町 |
TEL29-2122 |
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西林紀壽 |
菅原町 |
TEL26-4460 |
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服部淳子 |
生桑町 |
TEL32-2615 |
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早川多津子 |
富田浜元町 |
TEL65-7041 |
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藤川美和 |
泊町 |
TEL47-2588 |
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堀 昭義 |
北小松町 |
TEL21-9723 |
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三栗谷祐三 |
北浜町 |
TEL51-1688 |
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山川善彦 |
西村町 |
TEL39-0335 |
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(50音順、敬称略) |
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