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大学の存在は、魅力あるまちづくりとして非常に大きなものであると考えています。市民の皆さんからの「四日市市に四年制大学を」という期待に応えるために、昭和63年度に四日市大学が開学されました。四日市大学は、市が設置経費の一部を負担して学校法人暁学園が設置主体となる全国初の公私協力方式の大学です。
現在、四日市大学は、地域に密着した特色ある大学として、人材育成のほか、まちづくりやNPO活動などへの助言など、地域のシンクタンク的役割も果たしており、文化や産業の振興、コミュニティー活動の向上など、地域の活性化に大きく寄与しています。
一方、昨年10月には本市と三重大学において友好協力協定を締結し、じばさん三重3階に「三重大学四日市フロント」が開設されました。また、今年5月には、同所に「四日市大学地域トリニティー」が開設されたところです。本市としては、中心市街地に高等教育機関の機能が集約することにより、さらなる産学官連携の推進を大きく期待しているところです。
本市では、魅力あるまちづくりとして、楠町との合併を行い、さらなる質の高い市民サービスの提供や自立した都市となるために中核市への移行を目指しています。また、産業再生特区の認定をはじめとする地域産業の活性化や大規模地震対策、市民と協働したまちづくりなどについて、四日市大学や三重大学などの高等教育機関とも連携しながら積極的に推進していきたいと考えています。 |