HOME >> 四日市市環境計画―市民活動編 2004/6月上旬
2003 YOKKAICHI
特集:四日市市環境計画―市民活動編
身近なところから環境保全を
本市は平成13年に「第ニ期四日市市環境計画」を策定し、持続可能な社会づくりに向けた取り組みを
進めています。その中で、さまざまな環境問題を解決していくためには、行政の取り組みとともに
市民一人ひとりが普段の生活を見直すことが必要なことから、「同計画―市民活動編」を策定しました。
環境を保全していくために市民の皆さんが取り組む具体例を紹介します。
持続可能な社会づくりへ具体的な取り組み例を示す
 「第二期四日市市環境計画」では、基本目標として
(1)だれもが健康で安全に生活できる環境を守る
(2)豊かな自然と共生する
(3)潤いと安らぎのある都市環境をつくる
(4)資源を有効に利用し、循環させる
(5)地球環境の保全に足元から取り組む
(6)一人ひとりが環境について学び、考え、行動する
の6つを掲げています。
 「市民活動編」は、平成15年2月に設置された「四日市市環境を考える市民会議」(田中正明会長[四日市大学環境情報学部教授]、委員11名=公募委員を含む)で検討、審議し、今年5月6日に市長に報告されました。同編では、目標を目指して市民一人ひとりが取り組む具体的な例が示されています。さらに、市民や市民活動団体が中心となって「市民活動プロジェクト」を展開し、人材育成、環境意識の向上、市民団体の連携強化を図ることとしています。
環境を守るためにみんなが取り組む6つの目標
水、大気などをきれいに
●だれもが健康で安全に生活できる環境を守る
【取り組み例】
●悪臭や水質の異変などを通報し、
  産業公害を防ぐ
●環境にやさしい製品を購入する
●洗剤の使用は適量に。
  お風呂の水は有効利用する
●アイドリングのストップに努め、
  マイカー利用を減らし、自転車や徒歩にする
●化学肥料や農薬など有害な化学物質による
  土壌汚染を防ぐ
●ごみの分別を徹底し、
  メーカー回収なども活用する
●家庭での焼却処分をやめる
花木を植え、歴史文化を大切にしよう
●潤いと安らぎのある都市環境をつくる
【取り組み例】
●自宅や周囲に花や木を植える
●河川敷や海岸を清掃する
●まちの不要なチラシ、看板を取り除く
●史跡や伝統文化に触れ、学ぶ
●ポイ捨てをしない、許さない
小さな取り組みが地球を守る
●地球環境の保全に足元から取り組む
【取り組み例】
●イソップ計画(家庭で環境に負荷をかけない
  生活をする取り組み)に参加する
●ノンフロン製品の購入に努める
●国際的なNPO、NGO活動に
  協力する
自然を守り、触れ合い、活用しよう
●豊かな自然と共生する
【取り組み例】
●里山や森林を保全、再生する
●自然観察会、自然調査に参加し、
  保存活動を行う
●遊休農地の活用や自然体験へ参加する
花木を植え、リサイクルや省エネ、省資源に務めよう
●資源を有効に利用し、循環させる
【取り組み例】
●リサイクルの推進、
  不用品の見直しと再利用を行う
●待機電力を減らし、冷暖房は適正温度にする
●水道はこまめに止め、
  庭木などには雨水を利用する
イベント情報や情報収集を進めよう
●一人ひとりが環境について
  学び、考え、行動する
【取り組み例】
●環境イベントや学習会に積極的に参加する
●環境について市民、事業者、行政で共に
  考え協働で取り組む
●市民相互で積極的に情報交換する
●事業者、行政のISO14001
  (国際的な環境認証)に関心を持つ
太陽光発電を利用しませんか? 設置補助の希望者募集
 市では、太陽光発電システムを設置する市民の皆さんを対象に補助制度を設けています。今年も利用者を募集しますので、ぜひご応募ください。募集要項は次のとおりです。
[応募資格]
1 新エネルギー財団の補助を受けて太陽光発電システムを設置しようとする人(財団の地方公共団体協力応募用を利用)
2 市内で自らが所有し居住する住宅について、次の(1)(2)(3)のいずれかに該当する人
(1)システムを既設住宅に設置する(ただし、補助対象者の確定より前に、システム設置工事に着手していない)
(2)住宅の新築に合わせてシステムを設置する(ただし、補助対象者の確定より前に、住宅の新築工事に着手していない)
(3)システムが設置された新築住宅を購入する(ただし、補助対象者の確定より前に、住宅の売買契約を結んでいない)
3 補助対象者に確定した日から60日以内にシステムの設置工事もしくは住宅の新築工事に着手、またはシステム付き住宅の売買契約を締結できる人
4 平成17年2月28日までにすべての工事を完了(設置工事、竣工検査、支払いを終了して電力受給契約を締結)し、設置完了届を提出できる人
5 システムの設置後、電力受給内容について報告していただける人(システムの使用に関する体験談やご意見をお伺いすることもあります)
[補助金額]
システム1キロワット当たり 3万円
(上限・4キロワット)
[募集件数]
25件程度(予算の範囲内で募集。募集件数を超えた場合は抽選)
[募集期間]
平成16年6月14日(月)〜7月9日(金)
[応募方法]
所定の補助金交付申請書を郵送(書留郵便)。持参する場合は、月〜金曜日の午前8時30分〜午後5時15分
[応募先]
〒510-8601 市役所環境保全課
[補助対象者確定の通知]
平成16年7月中旬に申請者本人に通知
住宅用太陽光発電 システムイメージ図

●この特集についてのお問い合わせは 環境保全課 TEL:54-8188
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