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2004 YOKKAICHI
今回はITを活用した市民サービスの状況についてお知らせします。
ノンストップ・サービスを目指して
 「IT(情報技術)」と聞いて、皆さんは何を連想されるでしょうか。パソコン、インターネット、携帯電話など、例を挙げるまでもなく、私たちの生活は、ITなくしては語れないものとなりつつあります。
 ところが、行政におけるITはこれまでのところ、内部の業務改善・合理化の道具としての活用が中心で、行政サービスとして、なかなか市民の皆さんにITの恩恵を体感できるサービスを提供できていないのが現実です。
◆電子自治体を目指し基本計画を策定
 一方で、国が推進するIT施策では、平成17年を目標に世界最先端のIT国家を目指すというビジョンを打ち出しています。ここでは、行政手続きのワンストップ・サービス(総合窓口化)のさらに上をいく、ノンストップ・サービスの実現を目指しています。具体的には、自宅や会社に居ながら、さまざまな行政手続きが行える電子申請をはじめ、公共施設の予約、入札などさまざまなサービスや手続きがインターネット上で行えるものです。
 本市では、このような政府の電子自治体構想を受け、平成14年度から、北勢地域の自治体と共同で電子自治体の実現に向けた調査・研究を行い、その結果、「三重北勢広域電子自治体基本計画」を策定しました。
 この計画では、国のメニューにも掲げられている電子申請・届出をはじめ、情報提供・情報公開システム、地図情報システム、電子入札システム、公共施設予約システムの導入を予定しています。
◆現状と今後の取り組み
 平成15年度には、その第一歩として、これらのサービスの窓口になる市のホームページのトップページを、検索の容易性に重点をおいたものに改善しました。それとともに、地図情報システムを導入し、平成16年4月からは、電子地図を使った情報提供も行っていきます。
 また、平成16年度には、さらにホームページを使いやすいものとしていきます。内容としては、情報提供をタイムリーに行っていくための仕組みづくりや各種行政手続きの案内機能の充実、また、本格的に公共施設の予約ができるまでの措置として、施設の利用状況を提供するなどです。
 このように、今後は可能なものから市民の皆さんがITの恩恵を体感できるサービスの提供を進め、電子自治体の実現を目指していきます。
問い合わせ先 … IT推進課 TEL54-8106
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