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2004 YOKKAICHI
NPO みんなの市民活動
大切に守り育てよう桜並木 海蔵川桜まつり実行委員会
 今回は、海蔵川の桜を守り育て、桜まつりの運営を行っている「海蔵川桜まつり実行委員会」を紹介します。
 会長の舘増男さんにお話をお聞きしました。
−活動が始まった経緯は
 海蔵川の桜並木は、昭和28年ごろに川の改修工事により橋が撤去され、その鉄材売却資金で植樹されたのが始まりでした。その後、皇太子ご成婚記念の苗木植樹などにより拡張され、市内でも有数の桜の名所になっています。
 そこで、以前から行われていた桜まつりを地域ぐるみで運営するための委員会を平成元年に設立しました。
−主な活動内容は
 毎年、4月上旬ごろから桜まつりを開催し、同時に写生大会なども行っています。
 今年は、3月30日から4月11日までの予定です。
−特色は
 ライトアップ、提(ちょう)灯(ちん)飾り・鈴らん灯の準備から維持作業までが、地域団体の代表約100人の奉仕によって行われ、毎年引き継がれている点です。
 また、屋台の電気を共同で配線することにより、発電機の騒音をなくしたり、堤防沿いに足場を組み、道幅を一時的に拡張することで、見物人の通行に迷惑にならないようにしています。
−ご苦労は
 ごみ問題です。ごみは各自で持ち帰っていただくことになっていますが、毎年たくさんのごみが道端に捨てられ、特にグループでの花見の後に、分別もされずに多量のごみが放置されていることが多く、目に余るものがあります。そのため、地域では早朝から清掃を行っていますが、本当に困っています。
−よかったことは
 皆さんに喜んでいただくことはもちろんですが、この活動を通じて、地域の人同士がふれあい、理解を深めることができることで、よりよい地域社会づくりの源泉になっていることと思います。
−最後に一言
 地元の人の協力もあり、毎年皆さんに楽しんでいただいているので、桜と桜まつりをこれからも守っていきたいと思います。マナーを守って花見をしたいですね。
このコーナーについての問い合わせ先 市民生活課市民活動安全係(TEL54−8146)
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