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2003 YOKKAICHI
特集:男女共同参画社会の推進
わたしたちは、家庭・学校・職場・地域などあらゆる分野において、性別にとらわれることなく一人ひとりが自分らしく輝いて生きるまち四日市をめざし、ここに「男女共同参画都市」を宣言します。
四日市市は平成15年12月19日 男女共同参画都市宣言をしました
本市は、これまでも積極的に男女共同参画社会の実現を進めてきました。
それをさらに推進するため、
「四日市市男女共同参画都市宣言」を平成15年12月市議会定例会に上程し、可決されました。
日々の生活の中で意識を高めよう
 これからは性別にとらわれず、一人ひとりが個性と能力を十分に発揮できる社会の実現が必要です。宣言はその社会の実現を目指し、市民一人ひとりが日々の生活の中で広く男女共同参画の機運をつくり出し、意識をさらに高めていくため行ったものです。
皆さんの意見を聞きながら作成
 宣言は昨年7月から、公募による市民や学識経験者、各種団体メンバーによる「男女共同参画推進協議会」で検討し、8月に原案を作成。案に対し、市民の皆さんから意見を募集し、それを反映した上で、10月に素案を決定。12月に開催された市議会定例会において可決され、宣言となりました。
「住みよいまち」を目指し6つ目の都市宣言
 本市の都市宣言では、「交通安全」(昭和37年)、「暴力追放」(昭和58年)、「非核平和」(昭和60年)、「人権尊重」(平成4年)、「快適環境」(平成7年)に次いで6つ目です。
真の男女平等を目指しあらゆる分野で協働を
 市では、平成14年から「女性と男性のための共同参画プランよっかいち」を策定し、男女の人権の尊重、政策などの立案・決定への共同参画、仕事と育児、介護などの両立、男女の自立などを進めています。日常生活の中から意識を変え、「それは女のすること」、「男はこうするもの」など従来の固定観念にとらわれず、互いに人格を尊重し、協力し合うなど、身近なことから男女共同参画社会づくりを進めましょう。
●男女共同参画都市宣言記念●つどいよっかいち 女と男2004
 市では都市宣言の記念行事を行います。行事は男女共同参画社会の実現を目指して1994年から毎年開かれている「つどいよっかいち」と併せて開催します。ぜひお出掛けください。
●日時/3月6日(土)午前10時〜午後4時
●場所/四日市市文化会館
●内容
KUNI-KEN / 宝井 琴桜◆ワークショップ(研究発表など)
(午前10時〜正午)
「中高年の男女のネットワークづくり」、「母親“らしさ”とおかあさんの“資格”」、「男も女もいきいき働き続けられるように」など

◆アトラクション 津軽三味線「KUNI-KEN」
(午後1時)
〈KUNI-KEN〉
本市出身の兄弟ユニット。大会での優勝をはじめイタリア公演にも参加するなど幅広く活躍中

◆男女共同参画都市宣言文朗読
(午後1時40分ごろ)
◆記念公演 講談師・宝井 琴桜
「女の土俵、男の土俵」
(午後2時30分)
〈宝井 琴桜(たからい きんおう)〉
秋田県出身。歴史上の女性を題材にした創作ものや現代の女性問題などの講談で活躍中
私はこう思います。男女共同参画社会
女性が気軽に
外に出られる仕組みを
米川 崇さん(西松本町)
米川 崇さん 中学校教員をしています。野球部に女子生徒が入るなど、最近は生徒の間でも男女の区別無く個性を尊重するようになってきたと思います。家庭でも夫が家事を分担してみてその大変さに気付くなど、精神面での男女共同参画は進んでいると思いますが、女性の社会進出となるとまだまだ遅れています。男女共同参画都市宣言を機に、低料金で安心できる託児施設の設置など、女性が気軽に外に出られる仕組みが整備されるといいと思います。
自分の意識を
変えることから始めたい
北川 智代さん(まきの木台三丁目)
北川 智代さん 3人の子どもがいる専業主婦です。女性センターの講座にはすべて託児がついているので、よく受講します。そこで聞いた男女共同参画の話を夫に話しています。家事や子育て、家計を支えることの大変さや楽しさを共に理解しあい、協力できたらいいと思います。子どもたちが親になるころには男女共同参画社会が実現するよう、私がやれることは何かをいつも考えていきたい。どんな生き生きした社会になるのか楽しみです。

●この特集についてのお問い合わせは 女性課 TEL:54-8331
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