HOME >> みんなでつくろう、楽しもう 地域スポーツ	2004/1月上旬

市民がスポーツに取り組む目的は、これまでの競技志向ばかりでなく、楽しみを得ることや健康・体力づくりなど多様化、高度化してきています。「総合型地域スポーツクラブ」は、そのようなニーズに応え、だれもが、いつでも、どこでも、いつまでも、自分の年齢、興味、技術、技能レベルに応じてさまざまなスポーツを楽しめるように考えられたクラブです。近くで気軽に出掛けられるよう各地区に設置し、地区住民の2人に1人以上が、週1回以上スポーツに触れられる環境づくりを目指しています。 　「総合型地域スポーツクラブ」は、子どもから高齢者まで、障害者や初心者も参加しやすく、楽しみ志向の人から競技志向の人までだれもが自分の目的やレベルに応じて活動できます。また、高レベルの活動は、体育協会などと連携しながら指導を行います。 　「総合型地域スポーツクラブ」は、地域住民が自主的・自発的に設立し、運営するものです。みんなが「自分たちのクラブ」という意識を持って、つくり育てることが大切です。市はその取り組みを支援していきます。 つくるのはあなた 　クラブの設立には既存のスポーツサークル・クラブ、スポーツ少年団、体育振興会、体育指導委員、PTAや自治会などの各種団体や有志が呼び掛け合って、母体となる組織づくりが必要です。まず、地域のいろいろな立場の人がスポーツを通じたまちづくりを語り合いましょう。 学校体育施設を利用 　各中学校区に1つ程度の設立を目指します。活動拠点は学校開放体育施設などで、クラブハウスは空き教室の利用が考えられます。 運営もみんなの協力で 　運営の経費は主に会員の支払う会費で賄いますが、設立当初は市から補助金の支出を考えています。 　また、思わぬ事故やけがなどに備え、医療機関と連携した救急体制の整備やスポーツ安全保険の加入が大切です。 　現在、保々地区でモデルとなるクラブ設立準備が進んでいます。あなたの地域でもクラブづくりに取り組み、みんなでいつまでも楽しくスポーツができる環境をつくってみませんか。 ●この特集についてのお問い合わせは　スポーツ課 TEL：30−3132