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今回は、文化・芸術活動の推進と福祉への寄与を目的に活動している特定非営利活動法人「NPOアートホック」をご紹介します。同会では、3月21日(祝)から23日(日)まで障害者(児)や高齢者が出品する絵画展の開催を計画しています。代表の田中さんにお話を伺いました。 |
 
絵画、音楽、映像活動の振興や人材育成、そのほか芸術活動を通した障害者や青少年の社会参画や生きがい発見のための活動をしています。会員は現在十五人です。

「すべての生命には光り輝く未来がある」ことを訴え、絵画展を三重県(会場:なや学習センター 四日市市蔵町4−17)と富山県で3月に開催します。同時に、インターネットでも5月末までの2カ月間、この絵画展を開催しています。
私自身、32年程前からあちこちの福祉施設を慰問し、「生涯、ベッドから起き上がれない子もいるんだ」ということを知りました。そこで、生きる目的と希望を持ってもらえればという思いから、文字でも一本の線でも心のこもった作品ならば良いとということで、絵画にこだわらない絵画展を開催してきました。
また、障害のある人には、一般の作品展へ出品することをためらう人も見受けられます。そんな人の作品発表の場になればとも考えています。
介護をしているご両親から「絵画展に参加して、子どもに笑顔が戻った。」とか「目の輝きが違ってきた。」と喜んでもらえた時は、本当にうれしかったです。

出品者の中には、会場まで自分の作品を見に来られない人もいます。そんな人にも、会場の様子を伝えられたらと、自分の作品に対する観覧者のメッセージなどを伝えたいと考えています。
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このコーナーやNPOに関する問い合わせ…市民生活課NPO担当(TEL54−8117) |
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