

昨年11月に、同和問題をはじめあらゆる人権問題の解決を目的とする教育啓発の拠点施設に「部落」という落書きがされました。この落書きを発見した住民の方は、思わずその場に座り込み、怒りで身体の震えが止まらなかったそうです。
私たちは生まれながらにして人として尊ばれ、幸せに生きる権利があるはずです。しかし、残念ながらこうした落書きや、就職・結婚などの際の身元調査がいまだに行われる現状があります。「差別」は人の心を傷つけ、人生までも変えてしまいます。あなた自身やあなたの大事な人がいわれのない差別を受けたらどう思いますか。差別に気付いたら、見て見ぬふりをしないで行動することこそ差別のない明るい社会づくりにつながるのではないでしょうか。
(人権センター TEL54−8293)
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