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BSE検査 |
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BSE(牛海綿状脳症)対策では、昨年10月18日から全頭の牛にBSE検査をするようになり、BSE検査に合格した肉しか店頭に並ばなくなりましたが、当食肉センターではさらに脊髄(せきずい)吸引除去装置を設置し、枝肉処理前に脊髄を完全除去することでニ重、三重に安全対策を講じ、万全を期しています。 |
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脊髄吸引除去装置 |
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安全な食肉生産には作業従事者の高い衛生意識と技能が欠かせません。同センターでは清潔で安全、効率的な作業環境が整い、作業従事者は、食肉処理や洗浄などの各作業を十分に時間をかけて入念に行います。また、毎日衛生会議を開き、問題点を検討するとともに、さらに月1回、関係機関と勉強会を開き、衛生管理知識や技術の向上を図っています。 |
こうして、食肉センターから生産される肉は、徹底した衛生管理と衛生検査を経ており、安全で、しかも新鮮です。下のシールは市場で卸売りされた県内産の和牛肉でBSE検査済みであることを示し、おいしい「三重和牛」ブランドとして小売店に並べられます。また、豚肉についても市推奨「三重クリーンポーク」「鈴鹿高原豚」、公社推奨「さくらポーク」のブランドで信頼を得ています。 |
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●この特集のお問い合わせは、食肉センター(TEL53−0209)へ |
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牛枝肉の格付け |
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競り売りされる牛枝肉は、(社)日本食肉格付協会の基準によってランク付けされ、その後、買受人(小売業者、部分肉カット業者など)が直接下見し、競り落とします。いい牛枝肉のポイントは歩留(ぶどまり)(※)と脂肪交雑等の肉質によります。同協会では「歩留」でA、B、Cの3等級に分け、さらに「肉質」でそれぞれ5等級ずつに分け、計15等級の格付けをしています。また、豚枝肉についても、重量、外観、肉質で5等級に格付けします。
※歩留:
枝肉全体に対する肉の割合 |
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