病理診断科


1. スタッフ

奈良佳治(ナラ ヨシハル) : 部長 (昭和60年卒)
 専門分野 外科病理一般
 資格 日本病理学会 認定病理医(1637)
     日本臨床細胞学会 認定指導医(1280)
     日本臨床検査学会 認定検査医(309)

 

2. 特徴

 病理部は現在のところ、常勤医師1名、代務医師6名(うち認定医3名)で診断にあたっています。代務医師は名古屋大学と藤田保健衛生大学などから来てもらっています。当院は総合病院という性格ゆえにとりたてて専門分野ということはありません。しかし今日においては臨床の依頼は詳細かつ多岐にわたるので、専門性の高い病理診断を要求される分野においては各分野の専門病理医と連絡をとり正確な診断に努めています。

 悪性リンパ腫などの血液腫瘍では久留米医大の大島教授や名古屋大学の中村教授、乳癌の針生検では元癌研究会付属病院の坂元先生の乳腺病理アカデミーに標本を送って診断をしていただいています。小児の腎生検と腎臓移植の腎生検は名古屋第二赤十字病院で、成人の腎生検は名古屋大学腎臓内科グループで特殊染色を行っていただき専門性の高い診断をいただいております。そのために専門診断をいただくまでには少しお時間をいただく事があります。

 また診断病理学の発展により、形態診断のみならず免疫組織化学染色やフローサイトメトリー・遺伝子解析などが特定の診断名とダイレクトに結びつくことも多くなりました。免疫染色は院内の自動免疫染色機で行っていますが、フローサイトメトリーやFISH、電子顕微鏡検査などの院内で施行できない検査については民間の検査センターに委託しております。

 特定の蛋白質の発現や遺伝子異常の有無が、診断はもちろん特定の薬剤の感受性と強く相関している事実が明らかになってきています。未来にはたった一滴の末血から病変部の遺伝子異常までわかるようになるかもしれませんが、今のところは病変部を直接に生検する病理組織検査の重要性はますます高まっています。

 

3. 病理業務の実績(2014年)

組織診断(含ハーセプテスト)7,930件
細胞診断5265件
一般
婦人科
2,610件
3,164件
術中迅速診断381件
病理解剖20件

 


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