市立四日市病院トップページ > 臨床研修 > 歯科臨床研修プログラム

初期臨床研修 後期臨床研修 歯科臨床研修
病院概要 病院見学 実績・先輩の感想
卒後臨床研修評価機構認定病院    


臨床研修プログラムの名称


  市立四日市病院歯科医師臨床研修プログラム
(目的)   将来、プライマリィケアを中心とした一般臨床に対処し得る第一線の臨床医、又は高度医療を担う専門医のいずれを志すにも必要な歯科医療に関する知識、技能及び態度につき研修を行い、幅広い臨床能力を習得すること。
(特徴)   原則として、研修期間は1年間とし、麻酔科、耳鼻咽喉科などの関連科研修も行うことができる。
病院歯科としての特徴を踏まえ、他科医師との連携による有病者の歯科医療を行うことができる。
(目標)   患者中心の全人的医療を理解し、すべての歯科医師に求められる基本的な診療能力(態度、技能及び知識)を身に付け、生涯研修の第一歩とすること。
研修管理委員会の名称   市立四日市病院研修管理委員会
研修歯科医定員   1名(公募:筆記試験、適性検査、面接)
マッチング参加
施設の概要    
  単独型臨床研修施設   市立四日市病院
  所在地   三重県四日市市芝田二丁目2番37号
  臨床研修施設長
   (研修管理委員会委員長)
  院長 伊藤 八峯
  研修プログラム責任者   歯科口腔外科部長 小牧 完二
  事務部門の責任者   事務長 加藤 安俊
  医療法上の許可病床数   一般566床(うち歯科10床)、感染症2床
  施設標榜科名   内科、精神科、腎臓内科、血液内科、糖尿病・内分泌内科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、 呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科(25科)
研修目標    以下の「基本習熟コース」を自らが確実に実践できることを基本とし、研修後に早期に習熟すべき「基本習得コース」を頻度高く臨床経験する。
 
1. 歯科医師臨床研修 「基本習熟コース」
 <一般目標>
 個々の歯科医師が患者の立場に立った歯科医療を実践できるようになるために、基本的な歯科診療に必要な臨床能力を身に付ける。
 
(1) 医療面接
【一般目標】
 患者中心の歯科診療を実施するために、医療面接についての知識、態度、技能を身に付け実践する。
【行動目標】
 @ コミュニケーション・スキルを実践する。
 A 病歴(主訴、現疾病、既往歴、家族暦)聴取を的確に行う。
 B 病歴を正確に記録する。
 C 患者の心理・社会的背景に配慮する。
 D 患者・家族に必要な情報を十分に提供する。
 E 患者の自己決定を尊重する(インフォームドコンセントの構築)
 F 患者のプライバシーを守る。
 G 患者の心身におけるQOL(Quality Of Life)に配慮する。
 H 患者教育と治療への動機付けを行う。
(2) 総合診療計画
【一般目標】
 効果的で効率の良い歯科診療を行うために、総合治療計画の立案に必要な能力を身に付ける。
【行動目標】
 @ 適切で十分な医療情報を収集する。
 A 基本的な診査(基本的な検査を含む)を実践する。
 B 基本的な診査の所見を判断する。
 C 得られた情報から診断する。
 D 適切と思われる治療法及び別の選択肢を提示する。
 E 十分な説明による患者の自己決定を確認する。
 F 一口腔単位の治療計画を作成する。
(3) 予防・治療基本技術
【一般目標】
 歯科疾患と機能障害を予防・治療・管理するために、必要な基本的技術を身に付ける。
【行動目標】
 @ 基本的な予防法の手技を実施する。
 A 基本的な治療法の手技を実施する。
 B 医療記録を適切に作成する。
 C 医療記録を適切に管理する。
(4) 応急処置
【一般目標】
 一般的な歯科疾患に対処するために、応急処置を要する症例に対して、必要な臨床能力 を身に付ける。
【行動目標】
 @ 疼痛に対する基本的な治療を実践する。
 A 歯、口腔及び顎顔面の外傷に対する基本的な治療を実践する。
 B 修復物、補綴装置等の脱離と破損及び不適合に対する適切な処置を実践する。
(5) 高頻度治療
【一般目標】
 一般的な歯科疾患に対処するために、高頻度に遭遇する症例に対して、必要な臨床能力を身に付ける。
【行動目標】
 @ 齲蝕の基本的な治療を実践する。
 A 歯髄疾患の基本的な治療を実践する。
 B 歯周疾患の基本的な治療を実践する。
 C 抜歯の基本的な処置を実践する。
 D 咬合・咀嚼障害の基本的な治療を実践する。
(6) 医療管理・地域医療
【一般目標】
 歯科医師の社会的役割を果たすため、必要となる医療管理・地域医療に関する能力を身に付ける。
【行動目標】
 @ 保険診療を実践する。
 A チーム医療を実践する。
 B 地域医療に参画する。
 
2.歯科医師臨床研修 「基本習得コース」
 <一般目標>
 生涯にわたる研修を行うために、より広範囲の歯科医療について知識、態度、技能を習得する態度を養う。
(1) 救急処置(麻酔科研修:1ヶ月含む。)
【一般目標】
 歯科診療を安全に行うために、必要な救急処置に関する知識、態度、技能を習得する。
【行動目標】
 @ バイタルサインを観察し、異常を評価する。
 A 服用薬剤の歯科診療に関連する副作用を説明する。
 B 全身疾患の歯科診療上のリスクを説明する。
 C 歯科診療時の全身的合併症への対処法を説明する。
 D 一次救命処置を実践する。
 E 二次救命処置の対処法を説明する。
(2) 医療安全・感染予防
【一般目標】
 円滑な歯科診療を実施するために、必要な医療安全・感染予防に関する知識、態度、技能を習得する。
【行動目標】
 @ 医療安全対策を説明する。
 A アクシデント及びインシデントを説明する。
 B 医療過誤について説明する。
 C 院内感染対策(Standard Precautions)を説明する。
 D 院内感染対策を実践する。
(3) 経過評価管理
【一般目標】
 自ら行った治療の経過を観察評価するために、診断及び治療に対するフィードバックに必要な知識、態度、技能を習得する。
【行動目標】
 @ リコールシステムの重要性を説明する。
 A 治療の結果を評価する。
 B 予後を推測する。
(4) 予防・治療技術
【一般目標】
 生涯研修のために必要な専門的知識や高度先進的技術を理解する。
【行動目標】
 @ 専門的な分野の情報を収集する。
 A 専門的な分野を体験する。
 B POS(Problem Oriented System)に基づいた医療を説明する。
 C EBM(Evidence Based Medicine)に基づいた医療を説明する。
(5) 医療管理
【一般目標】
適切な歯科診断を行うために、必要となるより広範囲な歯科医師の社会的役割を理解する。
【行動目標】
 @ 歯科医療機関の経営管理を説明する。
 A 常に、必要に応じて医療情報の収集を行う。
 B 適切な放射線管理を実践する。
 C 医療廃棄物を適切に処理する。
(6) 地域医療
【一般目標】
 歯科診療を適切に行うために、地域医療について知識、態度、技能を習得する。
【行動目標】
 @ 地域歯科保健活動を説明する。
 A 歯科訪問診療を説明する。
 B 歯科訪問診療を体験する。
 C 医療連携を説明する。
研修期間割り(別紙参照
4月〜3月   市立四日市病院
     
【第1期(6ヶ月)】   病院全体のオリエンテーション
歯科口腔外科外来担当
特殊外来の介助
外来手術の介助
入院患者の病棟処置
入院手術の介助
麻酔科研修(1ヶ月)
【第2期(6ヶ月)】   歯科口腔外科外来担当
特殊外来の介助
入院患者の病棟処置
入院手術の介助
隣接各診療科研修(耳鼻咽喉科、眼科、外科、小児科など)
 
【歯科の標準的なスケジュール】
曜日 午  前 午  後
外来診療 外来手術の介助
外来診療・病棟回診 中央手術室での手術
外来診療 外来手術の介助
外来診療 中央手術室での手術・症例検討会
外来診療・病棟回診 特殊外来(腫瘍、奇形、顎関節疾患等)
病棟回診(必要に応じて) -
病棟回診(必要に応じて) -
 
3.研修医の処遇(身分、給与、勤務時間、休暇、住居など)
(身  分)   常勤嘱託
(給 与 等)   1・2年次  月額報酬 294,300円(平成20年度)
期末・勤勉手当 4.5ヶ月(平成20年度)
※人事院勧告に準拠し、改定される場合あり。
(勤務時間)   原則として8:30〜17:15(時間外勤務あり)
アルバイトをすることはできない。
(休  暇)   土、日、国民の祝日に関する法律に規定する休日及び年末年始(12月29日〜1月3日)
(待  機)   救急外来において、歯科救急患者が発生する場合に備えて研修医は宿舎等にて待機体制をとる。
(住  居)   医師公舎(民間マンション借上げ。一部自己負担あり。)
(施設内の室)   有り(共用)
(社会保険等)   健康保険(1年次:政府管掌  2年次:市町村職員共済組合)
年金保健(1年次:厚生年金  2年次:市町村職員共済組合)
災害補償(1年次:労災保険  2年次:地方公務員災害補償法)
雇用保険(1・2年次)
(健康管理)   健康診断(年2回)
(賠償責任保険)   個人の加入は任意
(外部の研修活動)   学会への参加可(年1回)、参加費用支給有り
(指導体制)   プログラム管理者のもとに指導医を配置し、研修医の指導及び到達目標達成を援助する。
 
4.教育に関する行事
(研修医ガイダンス)
 研修最初の1週間に院内諸規定、施設設備の概要と利用法、文献と病歴検索方法、健康保 険・年金制度、医事法規等について一連のガイダンスを実施。
(学習会)
 各科カンファレンスなど院内で開催される検討会に参加。特に、定期的に開催されるCPC、医局講演会には参加することを原則とする。
 
5.評価方法
(1)研修医は、予め配付された臨床研修簿に随時臨床研修の内容を記録し、自己評価を行う。
(2)指導医は、研修到達目標の達成状況を随時点検し、研修医の到達目標達成を援助する。
 
6.プログラム修了の認定
 各研修医から到達目標が達成されたことを自己申告された研修管理委員会は、各指導医の評価と併せ修了の認定をし、このプログラムを修了したことを記した「研修修了証書」を授与する。
 
7.プログラム修了後のコース
 愛知学院大学歯学部歯科口腔外科第2講座及びその関連病院で引き続き研修をする者には、修了後に歯科口腔外科研修医として@専科専攻生、A研究生のコース等が用意されている。
 
8.臨床研修にあたり、特に工夫していること
(1) 歯及び口腔の健全な機能が、精神活動も含めた全身的な健康を支えているという考えのもとに、単に口腔のみにとらわれず、全身を診るという観点から院内他科医師と積極的に交流を図り、医学的・歯学的な知識の向上を目指す。
(2) 全身管理、救急処置習得のため、麻酔科研修を行う。また、隣接科(耳鼻咽喉科、眼科、外科、小児科等)の研修を行う。
(3) 状況に応じて初診担当制をとり、積極的な臨床体制を身につけさせる。
(4) 多種多様の病態を有する患者に対し、病態を的確にとらえるために、POS、SOAP方式によるカルテ記載を取り入れて、臨床検査や診断基準を確立し、スムーズな治療計画を実施し得る能力を養う。
 
研修歴 
 
受待ち
 
研修簿
 
選択科目

All Rights Reserved. Copyright(C) 2006 市立四日市病院. 各ページの記事、画像等の無断転載を禁じます。