世界でも活躍する四日市市民の卒業生。

市立四日市病院の研修では、技術的なことは勿論のこと、豊かな心と大きな志を持たせるように教育するのがモットーです。
研修が終わったあと、その後の活躍に影響するのは技術のみではなく、「自由な発想」です。
そんな、自由な考え方を活かす研修で、多くの先輩たちが日本のみならず世界中で大活躍しています。
以下、世界中で活躍する3人の先輩たちからの声を皆さんに送ります。

東京大学医科学研究所 先端がん治療分野  脳腫瘍外科 助教 伊藤 元一先生

私は、平成11年名古屋大学を卒業後、臨床初期研修(2年間)と後期研修(3年間)の計5年間を市立四日市病院で勤務致しました。初期研修の2年間は、昼間はローテート先の先輩医師にぴったりはりついて様々な症例を経験し、夜間は救急現場の最前線でやりがいを感じて当直業務を行いました。私を含めて同僚が9名いたので、数人で集まっては救急外来の事例について意見を交わしたり、時にはバカ騒ぎをするなどして、とても充実した時間を過ごしました。後期研修の3年間は、脳というものに漠然と興味があったのに加え、当時の脳神経外科スタッフの仕事ぶりに憧れて脳神経外科へ入局し、脳外科医としての基本を学びました。仕事は想像以上に忙しく、忙しさのあまり身の危険を感じることさえありましたが、その分豊富な症例を経験することができました。その後、名古屋大学大学院博士課程修了後、2年間の海外(University of California San Francisco, Neurosurgery)留学を経て、平成24年6月からは東京大学医科学研究所において悪性脳腫瘍の臨床と研究に携わっています。市立四日市病院では脳神経外科スタッフをはじめ多くの医師とコメディカルの方々に支えられて医師としての基盤を築くことができました。若い皆様方にはぜひ市立四日市病院で研修されますことを強くお薦めいたします。

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愛知医科大学循環器内科教授 天野 哲也先生

このたび、平成24年1月1日付で愛知医科大学循環器内科教授を拝命いたしました天野 哲也と申します。 私は平成元年に名古屋大学医学部を卒業後、市立四日市病院に赴任し、一宮惠現病院長に師事し循環器内科の研鑽を積みました。当時は、我が国における冠動脈インターベンションの創成期でもあり、カテーテル治療技術向上に没頭するとともに、年間100件を超す緊急カテーテルに少しでも多く参加するため、当直以外の日にも“緊急のにおい”を常に窺っておりました。こうした甲斐もあり卒後6年目にはほぼすべての緊急に対応していたと記憶しております。一方で、根っからのスポーツ好きがこうじてゴルフを始め(一宮病院長の勧めもあり)、現在でも年間数回ほど100点ゴルフを続けております。こうした経験により、仕事人間に陥ることなく、何事に関してもバランス感覚を養うことが出来たと考えています。 このように、市立四日市病院は最先端の医療を早期に身に着けることができるのみならず、プライベートとの絶妙なバランスをも習得できる希少な病院であると考えます。医師としての度量・技量は卒後5年で決まるといわれています。私は市立四日市病院のOBとして、同病院にて初期研修を受けられることを心よりお勧めします。

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Henry Ford Hospital(アメリカ・デトロイト)肝胆膵移植外科臨床フェロー 長井 俊志 先生

デトロイトのHenry Ford Hospitalの肝胆膵移植外科で臨床フェローをしている長井俊志と申します。「海外で活躍するOB」という程のたいした事はしていませんが、自分にとって大きな基礎となった四日市での最初の4年間は今でも本当にかけがえのない経験です。市立四日市病院での研修の優れている点、それは「臨床面で本当の意味の実力をつけることができる」ということだと思います。私の所属した外科では、年次毎に目標とする手術が定められ、もちろん術者として、しっかりとした技術を身につけていくことができます。4年間の経験手術症例で、外科学会専門医、消化器外科学会専門医に必要な症例数は達成することができました。また研修中に経験する豊富な救急症例、主治医として責任を持って他科との活発な議論を行うことにより、ひとりの外科医として実力をつけていく事ができます。ここには「研修医は単なる労働力」と見る雰囲気は全くなく、「いかにひとりの研修医が責任をもって治療、手術にあたれるように経験を積んでいけるか」という事に焦点が向けられます。そういう点ではアメリカでの外科レジデント教育に近いものがあるとも感じています。全国的な病院のネームバリューという点では、他に多くの有名な病院があり、そういう病院での研修を希望される方も多いとは思います。しかし臨床医、外科医として実力をつけるにあたって、必ずしも病院の名前がそれを保証してくれるものではないと思います。地域の中核病院として豊富な症例をもとに、科の垣根を越えた幅広い教育を提供している市立四日市病院での研修を、皆さんもぜひ検討してみてください。

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