院長挨拶

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   市立四日市病院は、住民の生命と健康を守り、福祉の増進を図るべく、救急医療、高度医療など急性期医療を提供し、三重県の北勢地域において中核的な役割を果たしています。


   これまで当院が受けてきた医療機関の指定状況をご紹介します。
   まず、平成21年2月には、重篤な救急患者を24時間体制で受け入れ高度な診療機能をもつ三次救急を担う病院として、「救命救急センター」の指定を受けました。
   そして平成24年4月には、高い診療密度、高度な医療技術等が評価され、市立の病院としては数少ない大学病院本院並みの診療機能を有する病院として、医療機関群U群病院の指定を受けました。それ以降、直近となる平成30年度まで、継続して「DPC特定病院群(平成30年度に医療機関群U群から名称変更)」の指定を受けています。
   このほか、平成25年10月には、合併妊娠症等、母体又は児におけるリスクの高い妊娠に対する医療など周産期医療を行う施設として、「総合周産期母子医療センター」の指定を受けました。
   さらに、平成31年4月には新たに、専門的ながん医療の提供、地域のがん診療の連携協力体制の構築、がん患者に対する相談支援および情報提供を行う医療機関として、「地域がん診療連携拠点病院」の指定を受けることができました。
   このように、当院は多くの医療機関の指定を受けており、今後も患者さんに質の高い急性期医療を提供するため、これからも指定を継続していきたいと考えています。

    次に、患者さんに安全で安心な診療環境を提供するため、近年実施してきた施設整備についての取り組みをご紹介します。
    平成28年度には、高度ながん治療が可能となる高精度放射線治療棟を増築し、平成29年4月から高精度放射線治療を開始しています。
    また、平成29年8月には人工透析室を移転整備、続いて平成30年3月にはX線テレビ室と内視鏡室を移転整備、平成30年10月には化学療法室を拡張整備いたしました。
    これらの整備により、当院は外科的治療、放射線治療、化学療法を効果的に組み合わせた集学的がん治療が可能な病院として、より良い医療を提供できるものと考えています。

   近年、医療を取り巻く環境は大きく変化しています。三重県が平成29年3月に策定した地域医療構想では、団塊の世代が75歳以上となる2025年を見据え、医療需要に応じた医療機能の分化・連携を一層進めることとされており、当院としても北勢地域の医療を支えるため将来を見据え、それらに対応していかなければなりません。

   当院は、これからも高度急性期と急性期の機能を担いながら、患者さんが急性期を脱した後の回復期、慢性期まで、切れ目のない医療・介護を受けることができるよう、地域の医療機関や関係機関と連携し、機能分担を図りながら、効果的かつ効率的な医療の提供に努めたいと考えています。

   今後も北勢地域の基幹病院として地域医療を推進するとともに、さらに良質な医療を提供し、健全な病院経営にも取り組むことで、患者の皆様に信頼される病院であり続けるよう努めてまいります。

市立四日市病院 病院事業管理者 兼 院長 一宮 恵

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